昨日6月7日に天川村洞川に行って来た。いつもの洞川行きは「ごろごろ水」の採取であるが、この日は「天川村洞川への研修会「史跡めぐりと自然環境」と題して尾上ツヤ子先生と地元の名士を講師としての興味ある研修会だった。
この日は丁度「 醍醐三宝院大峯山花供入峯」の大きな祭事の執り行われる日で、めったに出会うことのないご縁に感動しながら、龍泉寺境内の荘厳な祭事を手を合わせながら見守った。
境内には護摩壇が設けられていた。
『 京都の醍醐寺・三宝院門跡が全国から集まった300名余りの修験者を従え、大峯山中に蓮華の花を供える行事。江戸時代中期に最盛期でしたが、明治の廃仏毀釈で、一時途絶えていました。明治33年(1900年)、神変大菩薩1200年御遠忌に花供入峯を再興し、明治43年(1910年)以降は毎年行われています。洞川温泉街を練り歩く門跡御一行を、地元住民や小中学生が「ようおまいり」と言って出迎えます。』
「三宝院門跡花供入峯会式」についてHPに記されている。
静寂の中に響く荘厳な法螺貝の音色の中を、講ごとに龍泉寺境内に入り本堂の高台は修験者の方々であふれた。
本堂でのお勤めのお経に唱和できる、般若心経や、十三仏の御真言は研修に参加した人たちと共にお祈りした。
本堂でのお勤めが終わって、境内の龍の口から湧き出る、清水の流れに掛かる赤い橋を渡って、八大竜王堂の前に次々と移動した。
八大竜王堂の前でのお勤めは、マイクロバスでの移動の都合で最後までお参りできなかった。
その後、面不動鍾乳洞にモノレールでのぼった。(これについては、別の機会に書くことにしよう) 翌日未明より大峯山中に「峯入り」し蓮華をお供する大峯山寺を、面不動から望み、西の覗きなど、望遠でカメラに収めた。
龍泉寺では護摩供養が行われているらしく、白い煙が高々と山を登ってくる。
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