カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

正月休み  ♪あんなこと・こんなこと♪

2014年01月06日 | ★ 日々の呟き

仕事始めで、息子も孫も今日から始動である。

私も市の福祉協議会の音読ボランティアに出かけた。さて帰ってから休み中にカメラに収めてあった写真の、未整理分をいらないのは削除してすっきりさせようと、パソコンを開いた。

二人の孫が唯一一緒に休めるのが、お盆と年末年始の休日だ。今年はカレンダーの並びがよく長い休みとなったのが二人にとって共通の趣味(?)行動のできる時と成った。

 

 兄の方が休みが早かったので、和歌山の加太や和歌浦方面に独りでつりに行っていた。夜釣りなのでもし危ないことが起こったらと、釣りに行くというと心配していた。「もう子供じゃないから、ちゃんと安全に行動している。」私が心配する度にいつもさらりと、かわされた。

上の写真は、ガシラと言うらしい。これは関西の呼び方で東の方では「カサゴ」 こちらの方が正式名のような気がする。

釣って来ると、氷水に入れて持って帰り、兄の方がそれをさばく。なかなか器用な包丁捌きである。今までに何度は1人で行っている間に、仲間になった人たちからいろいろ教えてもらってくるようだ。

この「ガシラ」は煮付けにしていた。台所からいい匂いがしていたのは、この煮付けの時だった。

 

 ガシラは1匹しか釣れなくて、その後はマイワシばかりが二人で18匹釣って来た。これも捌くのは兄の方だ。ワタと頭を取って、煮付けとから揚げを半分ずつだ。から揚げは弟の役目で、から揚げ粉をつけるのかと思ったら、片栗粉をたっぷりまぶしている。いい色に揚がって試食。骨も尻尾もうまく温度が入って、捨てるところがない。それと全く魚くささも生臭さもないのには、感心した。

 

最後のはたった1匹だったけれど、「ヒラアジ」で、これは鯵は鯵でも高級魚の部類に属するらしい。

上手に刺身にしてくれた。実に美味しい刺身だ。クーラーボックスの中で泳いでいたのを捌いたのだから新鮮そのものだ。

二人の釣の様子や、見知らぬ人との会話、魚の扱い方などの話を聴きながら、私はご馳走になりっぱなしだった。

釣を先に始めたのは弟で、場所は京都で学生生活をしたから、琵琶湖での釣だったが、釣った魚はまた琵琶湖に戻してくるとよく言っていた。釣そのものを楽しむ弟と、海釣りから始めて、新鮮な魚を食する楽しみを持つ二人。

ばぁさんは、見ているのと一緒に食事をするのと、後片付けだけ。今度孫たちが釣をするのは、お盆休みだろうか。

とにかく二人で仲良く台所で分業しながら、新鮮なお魚を料理してくれたのが、この休みの嬉しい時間だった。

コメント (6)
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