お互いの事情で少し遅れた、誕生日のランチのご招待。
今回は私が友人のKちゃんをご招待して、それはもう名目上であるけれど、暫く出会わなかった間に起こった、お互いのこと友人のこと、世の中のこと、健康のことetc。話題は大きな袋詰のようにいつも沢山ある。
天井にゆったりとした布を、襞を生かしてインテリアとした白い空間から、間接照明が柔らかくランチルームに届く。そんな下での時間を気にしないで過ごせるお店の雰囲気が気に入って、いつのことからかずっと続いている。
店舗部分からレストランへの曲がり口にに、パン焼き窯があるので、レストランへ行く時に、いつもそれを興味深く暫く立ち止って見るのが面白い。この日はパンじゃなくチーズケーキを焼き上げたばかりだった。
その前に焼けたパンが、バスケットに入って、バターと共にセットしてレストランに運んでいく時だった。この焼きたての熱々が好ましくパンの種類を聞いてテーブルのお皿に入れてもらう。
はじめてこのレストランに来た頃は、若くて、食欲もかなりあったと、今と比べて恥ずかしいくらい何度も、廻ってくる毎に、焼き立てを貰っていたが、ストップカードをテーブルに置くのが早くなっている。
ボトルでオーダーしたぶどうジュースで乾杯をしていたのも、何時からか飲み残すようになったので、、お水のグラスで乾杯。
歳をとるって、一つずつできなくなったり、欲しくなくなったり、と言うように減っていくものだと、笑いながらお互い納得して、それよりも、おしゃべりの方だけ減るどころか増えていくのが面白い。