カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

嵯峨野トロッコ列車に乗って 

2005年10月28日 | △ 旅 あれこれ ドライブ

嵯峨駅のホームに、私たちの乗るトロッコ列車が入ってきた。
黒い可愛い機関車が赤いトロッコ列車を引いてくるのが気に入って気分わくわくだ。
座席指定で一番前であるのも幹事さんの計らいが有難い。


列車は、保津川に沿って走る。
眼下に見下ろす渓谷を楽しみながら、ゴットンゴットンと揺られながらの旅は実に楽しい。
時々川下りの舟が見える。明日はあのように舟に乗るのかと、急流が見えたりすると、怖くないのかと思う。












トンネルをいくつも潜り、途中保津峡駅では、エキゾチックな感じのする鐘の音と信楽焼きのたぬちゃんたちに迎えられ、見送られる。
このような沿線の心づくしもいい。

なんと言っても、一番このトロッコ列車の短い旅を、思いっきり楽しませてくれたのは、名物車掌さんである。
この人の説明と、ユニークな語り口で、車内は笑い声や、爆笑に生き生きとし通しだった。
下手な記事の説明より、先ずは乗って味わってみて欲しいものである。
車内で、写真を写しに来た、お兄さんから、買った、隣席のTさんとのツーショットの嬉しそうな写真は、裏返して表紙のほうに、名物車掌さんを挿入してUPした。
  ★ちょっと写真をとお願いしたら、前の席のK君に寄り添うように車内放送の続きをしながら・・・★

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さざれ石

2005年10月27日 | △ 旅 あれこれ ドライブ

嵯峨野トロッコ駅前で「さざれ石]が置かれているのを見た。
この前ここに来たときは、蒸気機関車に目が惹き付けられて、全く気が付かなかった。
「あの時あったのかしら。」
嵯峨野巡りの人力車との交渉に一生懸命だったからかもしれないなぁと思ったりして、トロッコ列車待ちの時間を、この石の前で過ごした。
国歌の中に詠まれている「さざれ石」なのだ。


<君が代は 千代に八千代に さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで>
この石についての説明が書かれている。
嵯峨野・さざれ石・国歌。とにかくさざれ石を、意識的に見たのは初めてだった。

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川下り

2005年10月26日 | △ 旅 あれこれ ドライブ
亀岡から嵐山まで保津峡をくだります。
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稲藁 二景

2005年10月25日 | ☆ ふるさと・大和

はざの天日干し
先日、コスモスの里の行った時目にした、稲田である。はざに掛けた稲束をよく見る、穂先には実が付いている。
藁だけをガードレールに掛けているのはよく見掛けるが、このような天日干しは最近珍しくなっている。しかし、この自然の太陽で乾燥させたお米は美味しいと聞く。自家用なのかもしれない。


こちらの稲藁も刈り取りの済んだ田に、万遍に太陽が当たるように束ねて干してある。
すでに、穂先の処理を終えてお米は籾になっているのだろう。
傍で、農作業をしている人に、何に使う藁なのか尋ねると、茄子畑に敷く為に乾燥させて取って置くとの事である。
家の近くの田圃では、刈り取りの時に藁を裁断して田に、機械が撒いて行く方法の作業が殆どである。
しかし、稲は捨てるところがなく皆、何かの役に立っているものだと、これも、先人の知恵かと思った。
全て機械処理される中で、目にした秋の風物詩である。

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秋祭り だんじり(山車)が通る

2005年10月24日 | ☆ ふるさと・大和

10月23日は秋祭り
曇り空ながら雨は降らず、市内の各地区から出るだんじり(山車)がその地区内を回る。
家にいると、何処からともなく、笛や、太鼓の音が一日中聞こえてきた。
孫が小さかった頃は、青い半被に豆絞りの鉢巻姿に、息子夫婦が付いて行ったものだ。


笛太鼓と「わっしょい」の掛け声が大きくなったので外に出た。
この地区のだんじりが、今家の前の道路に差し掛かった。
少子化とはいえ、まだ子供たちの姿が多く見られることは嬉しい。
あちこちの家や、事業所からの御祝儀袋がひらひらと風にひらめく。
心ばかりのご祝儀を渡すとジュース2本を頂いた。



「ぼくも、もっと、行きたいよう~~」
若いお母さんの手を引っ張って、半分べそをかいている坊や。
ここまでずっとだんじりの紐を引いて歩いてきたのだという。
「ここで待ってると、また来るからね」
なだめるお母さん。


お母さんが、「ここで待っていようね」
といったのには訳があった。
お母さんの友達が、二人の幼い子を連れていた。お兄ちゃんは、まだ歩く元気があるけれど、妹の方は、疲れて眠ってしまったのだ。眠った子を抱っこしてでは、だんじりの後を付いて行くのが大変だ。
諦め顔のお兄ちゃんの顔がいじらしい。

秋祭りを通して、地区の結びつきがあり、子供の心には、楽しい思い出として残っていくに違いない。
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