カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

展望三景

2006年05月26日 | ☆ ふるさと・大和



高い位置からバラ園を望む。
入り口に近い部分である。
バラのアーチに続いてバラの屋根に覆われた形で棚がある。
平日であったため人は疎らであるのが、庭園散策には良かった。
しかしこの日の気温はかなり高く、紫外線のシャワーを浴びているような日だった。



庭園の中央部にカメラを向けた。
お寺のパンフレットによると、「ばら庭園」に次のような説明がある。
『現世利益の伽藍と滅罪回向の伽藍の中間にあり、人生の輪廻をテーマにした40アール(1200坪)の庭園で200種類2000株のばらが5月中旬より11月まで咲く』

一番奥まったローズティーのテラスのある部分である。
やや高い位置にあるので、園内を歩き疲れてちょっと休憩したくなる時に、ここに至る。
園内のバラが視野いっぱいに広がる場所である。
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お待ちしています

2006年05月25日 | ★ 日々の呟き

4画像

薔薇の花に囲まれて、薔薇の香りに包まれて、薔薇園の花たちを飽くことなく見つめながら。

ひと時の憩いに。

テーブルごとに違った薔薇の花を小さい花瓶に入れて。

ローズティーは口に含めばふわ~っと薔薇の香りが心地よい。

ティラミスには、薔薇のジャム、そして一片の薔薇の花びら。

薔薇の葉っぱの緑を敷いて。

カフェテラスのマダムのたった一日のおもてなし。


奈良市中町靈山寺(りょうせんじ)を訪ねた。
薔薇園の奥にあるカフェである。
テラスの椅子に座って、ブログカフェテラスのマダムは訪れてくださる方にこんなおもてなしを描いた。
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赤い生垣の白い花

2006年05月24日 | ★ 日々の呟き
住宅街を歩いていると真っ赤な生垣が、この時期目を惹く。
特に手入れの行届いた刈り込みのいい生垣は、遠目に真っ赤な塀のようである。

先日行った公園の駐車場の目の前が、この生垣だった。

バラ科のベニカナメモチ(紅要黐)である。

新芽の時だけが赤く、次第に緑になっていくので,「暫しの華やぎ」の生垣といえる。

赤い新芽につい、目を捉えられていたが、この日は白い花が咲いているのに気が付いた。

小さい花が密集して付いているのは綺麗だ。

ベニカナメモチの花の時期は、今だったのだぁ・・・
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アヒルとカモ・遊んでもらってるのは・・・

2006年05月23日 | ☆ ふるさと・大和

ヒラドツツジが上野(こうずけ)公園の池に影を映して、池の面に初夏の風が吹く。
いつものアヒル3羽が池の中ほどの台にのんびり日向ぼっこの様子だ。



お~~い アヒルちゃんこっちへおいでよ!
<
① おばちゃんが呼んでるよ。どうする?行ってみようか。

② うん、行こう。行こう。何か美味しいものくれるかもしれないよ。
じゃあ 急げ。急げ。

③ あじゃぁ・・・何もくれないよ。
変なもの持って 僕らを見てるだけなんだ。
もう一人のおばちゃん、何か言ってるよ。バイバイだって。

④ アヒル君たち、行ってしまったね。僕たち、おばちゃんに呼ばれたのかと思ってきたんだけど、やっと今気が付いてくれたね。

⑤ 呼んでいたおばちゃんのポッケに何かあるのかな?

⑥ つまんないから、わたしは水遊びに行こうかしら・・・ 

⑦ もう少しここでお日さまと遊ぼうよネ、いいだろ?
⑧ うん、そうね。さっきまで水遊び沢山したから、ここで日向ぼっこネ。
アヒルとカモがこんな会話をしていたのかと、写真を整理しながらちょっと遊んでみた。
水鳥については全く知識がなく、アヒル、カモと一派一絡げである。
鳥は雄のほうが美しいものと思うので、茶色が雌だろうか、コガモだろうかと・・・しかし、池の真ん中に居たアヒルを大きな声で呼んだら、こちらに来たのは事実だった。
人に呼ばれたら寄って来るのは、餌を与える人が居るからだろう。
あいにく何ももっていなかったし、何を食べるのかも知らない。
結果として与えない方が良いような気がした。と同時に、むやみに声をかけて、罪なことをしてしまったと、いささか反省している。

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ユリノキの並木は花いっぱい

2006年05月22日 | ☆ ふるさと・大和

上野(こうずけ)公園の並木は、桜から花水木へそして今はユリノキへと咲く花が季節と共に変わっていく。
ユリノキは遠くからでは、どんな花をつけているのか見えない。
新緑の葉っぱの勢いのみが目立つ。

近寄ってみると黄緑の花が枝の先まで付いている。
大きな葉が、花を目立ち難くしているのと、花そのものの色が緑がかっているせいもあろう。


幹から芽生えた今年の葉っぱだろうか、大きく変わった形の葉である。
半纏の形をした葉から「半纏木」とも呼ばれているらしい。


蕾の色も葉と殆ど変わらない。
まるで、葉にかくれんぼをしているようだ。


開花した花は確かにもくれん科の仲間だと分かる大きな花である。
花の名前の由来について「季節の花300種」で調べると次のような記述があった。


・北アメリカ原産。昔インディアンはこの木を
切り倒してカヌーを作ったらしく、そのため
今では大きな百合の木はなくなってしまった、
といわれている。
・明治23年、のちの大正天皇が皇太子の頃に
小石川の植物園を訪ね、そこにある日本最古の
ユリノキ種の木を見て、
その木を「ユリノキ」と命名したとされる。

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