カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

またまた・雪の朝になってしまった

2008年02月24日 | ☆季節


<
日曜日の朝・また雪になってしまった
<<<<< < <<

暗い雪景色の外が、今日はとても気になる。
東京在住のブログの切花師匠Kさんご夫婦が、バスツアーで2泊3日、奈良旅行に来られる初日である。
今日は法隆寺の見学をしてから、、明日は奈良、明後日は西ノ京との連絡を頂いた。
橿原市内での連泊だそうなので、今日、僅かな時間しかないけれど、お目にかかって日頃お世話になっているお礼をいいたいし、お目にかかるのを楽しみにしている。
寒い中の法隆寺見学、どうか雪が降りませんようにと、 で外ばかり気になる夕方までである。
朝から家の外に出るのが寒くて、部屋の中からの画像の撮影である。





毎日のつぶやき短歌を、切花に書き入れているが、これをするようになったのは、Kさんから美しい切花を贈っていただいたことから始まった。
それ以来、拙い呟きではあるが、一首ブログに添える楽しみが出来た。
その短歌を毎日エクセルに取り込んで、月の終わりに送ってくださる。
印刷をし、綴じ貯めていったのは、私の足跡の一つとして大切にしている。
12月、1月分を並べてみた。


コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小さい花にも

2008年02月23日 | ☆季節






Iさんが仕事をしていた畑

I家を訪ねた時、Iさんはここで畑仕事をしていた。

屋敷のすぐ前の畑で春の日の中で、せっせとお仕事をしているのに、「原稿用紙を持ってきました。」と大きな声を掛けた。

家に入るまでに、畑の土手に咲く、小さな花をそっと草の中から表に出して愛しそうに、「オオイヌノフグリ」 「これナズナ」 「ハコベも咲き出しましたね」と示してくれた。

カメラの使い初めなので、それでなくても、マクロ撮影の不得意な私は、指差される方をオートのままでズームもしないで撮ったので、画像の中で見つけてもらえるか・・・(画像にマウスを置いてください名前が出ます)


オオイヌノフグリナズナの花 


ハコベ裏庭のスイセン

土手に咲く、ごく小さい花にも優しい目を向けるIさんの姿を見ながら、先日読んだ「女性の品格」の中の、第4章品格のある暮らしに、「花の名前を知っている」という項目を思い出していた。
季節の華やかな花だけでなく、春先いち早く咲いている、小さな野辺の花に目を留めるIさんはそういう人なのだろうと。


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

I 邸を訪ねて その2  燕のお宿

2008年02月22日 | ☆ ふるさと・大和




門屋を入る時、ふと上を見ると燕の巣があった。
「燕がやってくるんやね。」
「巣は、まだ中にあるんですよ。」
そういって案内してくれたのが、納屋だった。
ざっと見たところ3ついやもっとあったような気がする。
開け放してある納屋の梁は、燕にとって直接外に接していないので、安全安心の棲家なのだ。
燕の来る家は、ゲンの良い家と昔から言われている。


<
暮らしの中で受け継がれてきたもの
<<<<<<<<<<

「あっ!竈」
土間を通る時まず目に飛び込んできた。
長い煙突が天井から外に伸びている。
古民家などに残されている竈は、本体のみの展示で煙突は外されている。
「これ、今もお餅を搗く時に使っているのですよ」
れっきとした現役で活躍との事。傍には炊きつけの粗朶と割り木があって、昔山のお寺に嫁いだ時、竈でご飯を炊いていた当時を思い出した。
I邸では、お餅搗きの時に釜の上に木製の蒸篭(せいろ)に餅米を入れて蒸し、木の臼と杵でお餅搗きをする。
美味しいお餅が出来上がることだろう。
広い土間にはもう一つ大きい竈があった。
釜はまるで五右衛門風呂のように大きい。
こちらは、めったに使わないそうだが、何か大きな行事の時にはこれを使うこともあるとのことだった。
お味噌も自家製であると聞いて、受け継がれたものをしっかり守っておられることに感動した。
近代化するものは最新の状況にして、日本古来の文化として残したいものは、厳然と残し守っている、そういう旧家の暮らしの1部分に触れさせてもらえたこの日は私にとって有意義な時であった。

徳次郎~大沢
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

I 邸を訪ねて その1

2008年02月21日 | ☆ ふるさと・大和



<
M君の育ったI 邸
<<<<< < <<

上野運動公園でIさんと出会った。
「やぁ!お久しぶり」で始まって、近況を話し合ううちに、「主人も還暦を迎えて、今年高校の同窓会をしたんですよ。」
「じゃぁ、同窓会誌に、原稿を書いていただくようお願いしてみて。」
先日の編集会議で、編集員一人ずつ必ずどなたかに、原稿を書いてもらうことと、宿題を貰って、気になっていた矢先のことであった。

そんな経緯があって、原稿用紙を持って、Iさんのお家を訪ねた。

Iさんは、最後の職場の教え子のお母さんで、それも最後に担任したクラスで、「お母さんの同窓会」に何度か招待された、とても印象深い学年だった。

「ここをお訪ねしたのは、家庭訪問の時以来ですね。」
「お姉ちゃんと、M君と2年ずつ担任してもらったから、4回来てもらったのですよ。」

短時間にいろんな事を話したり、聞いたりしなくてはならない家庭訪問の時、この日のようにゆっくりと屋敷の内外を見せてもらうゆとりもなかった。

新しいカメラで、お許しを得て、旧家の佇まいをゆっくり写させてもらった。
M君はは1・2年生の時の担任だったが、毎日書いてきた日記で忘れられないことが二つある。

庭の木のてっぺんまで登ってまわりに広がる世界の発見を書いた日の日記と、夏休みに、おじいちゃんと二人で富士登山をして、苦しみながらも頂上に登ったのを、読んだ時は、その頑張りに、感激してして涙を流しながら読んだ日記だった。
小柄なM君の成し遂げたことの経験は多分このこの子の大きな宝になるだろうと思ったものだ。

成人したM君とは出会っていないが、いつまでも、1・2年の頃のM君が私の心の中にいる。


コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

馬見丘陵公園

2008年02月20日 | ☆ ふるさと・大和



<
春まだ浅い馬見丘陵公園の雨の後
<<<<< < <<

先日、初午のお参りをした日のことである。
明日香から広陵町に回って、馬見丘陵公園に行った。
食事中 降っていた雨が上がって、公園はしっとりとした雰囲気の中にあり、ウォーキングの人を何人か見かけたぐらいで静かだった。
水鳥の遊ぶ池の畔を歩き、乙女山古墳に沿ってウッドデッキというのか、木の板を敷き詰めた道をこつこつと靴音を鳴らして散策した。
「いつ来ても綺麗に管理されているなぁ」と友人と感心しながら、小鳥の囀りを耳にしながら歩いた。
山茶花の長い垣根は今花盛りで、クロガネモチの赤い実とが花の少ない時期に目についた。
確か蝋梅が沢山咲いている場所があったと思い出して、ウォーキングの人に尋ねて、教えてもらった方へと歩いていくと、いい香りと共に、雨のしずくをまだ花に載せた蝋梅と出会えた。

長い実を木の枝いっぱいにぶら下げた面白い木が通りすがりにあって、「なんやろなぁ」と傍に行ってみると、木にプレートがあり「キササゲ」と書いてあった。
このプレートがなかったら、ずっと、「あの木なんやろ?」と気になっていたろうにと思う。
帰って図鑑で調べてみると、このキササゲの花は、蘭科の花に似ているので、是非咲いている花の頃に見たいと、また一つここにくる楽しみが出来た。

宇都宮~徳次郎
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする