カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

春日大社・砂摺りの藤・裏山(春日山)の藤

2014年05月07日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

GW後半で、観光日和の日でした。どんどんと人が吸い込まれるように、南門から参拝のために入っていきます。背の低い私は両手を精いっぱいあげても、画面の半分くらいは人の後ろ姿や、記念撮影のグループ連れが入ってしまいますので、トリミングして長細い楕円形になってしまいました。

 

 砂ずりの藤を、以下撮影場所を変えながら写しました。まだ時期が早いのかと思われるほど、昔はもっともっと長かったように記憶しています。

 

 

 

 

 

  

 

東回廊の裏山(春日山)の野生の藤 

 

 

  

 

山藤は花房は短いけれど、新緑のみずみずしい中に、薄紫がインパクトのある存在感を見せるのはこの時期だけだと、見ていると嬉しくなってきました。

                                                                         5月4日撮影

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デジブック 『万葉植物園・藤の園』

2014年05月06日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

 

 昨日の続きです。美味しいわらび餅と落ち着いた座敷での休憩で、一息入れて春日大社に向かって、できるだけ最短距離を選びながら歩きました。

連休後半の奈良の人出は、大変なものでした。よく晴れていましたが湿度が低く木陰を選べば、爽やかな歩きができました。

先に春日大社にお参りすべきか迷いましたが、春日大社にお参りの人が多いので、先に万葉植物園の方へ行ったらいいとかの放送があったので、藤の園の散策を楽しんできました。

デジブック 『万葉植物園・藤の園』

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唐招提寺から奈良へ

2014年05月05日 | ちょっとおでかけ

 

 

車で来ていないので唐招提寺から、秋篠川を渡ってバス停に向かいました。青空を映した秋篠川には鴨が、後白波を残しながらのんびりと泳いでいます。車で来ていると、そんなのを見ることもなく次の目的地へと移動するところですが、歩くのがいいところです。

 

  

春日大社までのバスがなく県庁前が終点になっています。ゴールデンウイークの市内の交通の混雑ではバスの終点変更も仕方がないことでしょう。

道路の混雑は、奈良までずっと続き、自分の車で来なくて本当によかったとつくづく思いました。バスの中で同世代くらいのご夫婦と話しながら行ったのですが、奈良女子大の旧校舎が公開しているのでそれを見に行くのだということでした。

 

 

やあーっと終点県庁前に着きましたが、とにかく少し休憩して春日大社まで歩く力を取り戻したいと、すぐ近くの柳茶屋の暖簾をくぐりました。

 

 

名物のわらび餅を取りあえず、お腹に入れることにしました。

 

 

長いこと変わることなく昔 夫と来た時のままのようで、その頃にタイムスリップしたような落ち着いた雰囲気のお店です。

 

 

炉のある和室で、何人かの人がお食事をしたり、わらび餅を食べたりしていますが、とても静かで暫く休憩しながら坪庭のようなしつらえにも癒されました。

 

 

畳の部屋と障子、すだれの見える軒、古い額が、全くの日本調で奈良公園の中の建物らしいいい雰囲気です。

 

 

お抹茶とわらび餅は、美味しくてゆっくり味わいながら頂きました。

外の混雑から隔絶したお座敷での、わらび餅のきな粉とほんのりとした苦みのあるお抹茶は絶妙なバランスで、疲れた体を癒してくれました。

前々からここでわらび餅を頂きたいと思っていましたので、これも車での移動ではとても機会を得られないものだと、この日の行動計画に大満足でした。

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唐招提寺・御影堂 供華園に咲く瓊花(けいか)

2014年05月04日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

何も知らないでこの画像を目にしたら、きっとガクアジサイと言ってしまいそうな花でした。

先日NHKの夕時のテレビで、「唐招提寺に瓊花の花が公開されています」と、放映されていました。

うちわ撒きには何度も行っていますのに、その前に咲き終わっているこの清楚な美しい花を、まだ見たことがなかったのです。だから今年こそお参りしたい・「瓊花」の花の咲く頃にと思っていました。 

 

 

GWの真っただ中交通渋滞の大変さを避けて、近鉄吉野線福神駅から西ノ京まで、楽に座って電車で行ったのはいい選択でした。

 

 

国宝金堂の荘厳さに迎えられて、「アぁ、こんな新緑の美しい時に来られてよっかった。」と緑の風の中に飛び込んできた喜びを感じました。

 

  

今日のお目当てはこれです。しかも5月6日で公開は終わりますということは、花の時期が過ぎていくのです。

 

  

季節の花300で調べても載っていないはずでした。ここに説明されているように、鑑真和上の故郷である中国揚州の名花で、かつて隋の皇帝・よう帝が大変気に召されたため、それ以来門外不出となった名花とのことで、唐招提寺の瓊花は特別に頂いた国内でも貴重な株となりますとの説明で理解できました。

 

 

 

 

 

 

アゲハチョウがかなり高木の所で飛び交い蜜を吸っている長閑な光景で、「瓊花」の咲く頃は、春の終わりと夏の到来を告げると、頂いたパンフレットに書かれているの本当の初夏のさわやかな日に、鑑真和上の御影堂供華園で満開の「瓊花」と出会うことのできたのは本当にうれしい日となりました。

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岡寺 石楠花の山道は祈りの道 その2

2014年05月03日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

岡寺の塔の軒下飾りの風鐸が見えます。その右下に横になって釣り下がっているのは、私の岡寺での一番のお気に入りの、お琴です。

なぜここの軒下飾りにお琴があるのか、調べてみたことはないのですが、可愛いお琴が風鐸と一緒に吊り下げられているのは、ここでしか見たことがありません。今日は、石楠花と一緒に写るアングルを探してみました。 

  

本堂前の龍蓋池の左側が、石楠花の道です。山の崖に張り付くように咲いている淡い色の石楠花は、道沿いにお祀りしている石仏様への、お供えの花のようで、その中を登っていくと、心が鎮められるようです。

  

  

 

はぁはぁと呼吸はは荒くなりますが、不思議と心は癒されていきます。待っていて下さる仏様に、お祈りをしながら、それが少しの休憩となってまた次の一歩へと踏み出すことができます。

 

 

 

右も左も山肌を覆うのは石楠花の優しい色彩です。登ってくる人たちも「綺麗!」「綺麗!」の連発です。

 

 

木の間に見え隠れしていた十三重の石塔がすっかり姿を現しています。その裾を飾るのはやはり淡いピンクの石楠花です。

 

新緑の中の石楠花を暫くは、ゆっくり上りながらカメラの納めていきました。 

 

 

 

ずっとずっとこのような花の道を登るのですが、今の私の足の調子は、登よりも下りの方が膝下に負担が掛かるので、ちょうど半分くらいまで登って、山を一回りせずに、また来た道を下ってきました。

 

それでも、登りながらの目線と下るときの目線が違うので、結構同じ道でも花を楽しみ、鶯の声を聴きながらゆっくりと降りてきました。

 

石楠花は、蕾の間は濃いピンクで、花が開くと淡いピンクの花びらになります。その色合いが美しいので、同じ花をなっらべてみました。

ちょっとしたお遊びです。

今度岡寺にお参りするのは、初午の時です。その時はこの山道は静かな時を保っていることでしょう。

その時までに足の調子がよくなって、駐車場から境内までゆっくりながらも登れますようにと祈念して山を下りました。

 

 

 

 

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