≪ Memoir:青森ほんわか湯 十和田湖畔温泉 ホテル十和田荘2003.11.30 ≫
映像:ホテル十和田荘の浴室「カルデラの湯」(HPより転載)
十和田湖畔温泉郷は十和田湖が第一級の観光地でありながら温泉がないと旅館
の旦那衆が集まって得た結論が温泉を掘るという事だった。筆者も温泉観光の
講座を開くなど支援した経緯があるが、見事温泉を掘り当てた。泉質はマグマ
を連想させる渋いものだったが湯量と泉温が低いので各旅館ではタンクローリ
ーで配湯して、循環・加温。公衆浴場とはいかないが宿泊で味わうには十分だ。
【Data】 含食塩ー石膏泉34.8℃ pH非表示 源泉:十和田湖畔温泉第一号
筆者入湯源泉1,138湯目に計上
参照#十和田市(湖・渓流)温泉紀行
入浴速報:徳乃湯温泉 青い森鉄道筒井駅【青森市桜川八丁目 2021.09.19】
映像:浴室左奥の壁画は奥入瀬渓流らしく銭湯の雰囲気が漂う
久し振りの新しい温泉公衆浴場。自宅から歩いて15分。余り近すぎて、しかも外見が
街中銭湯そのものなので、看板に温泉と表記されて興味がありながらも今日まで遠慮
していたがとうとう入湯を果たした。金額450円、勿論、循環消毒だがマアそれなり。
【Data】単純温泉 27.1℃ pH7.16 源泉:桜川温泉(源泉入湯1,136湯目)
開湯当初は源泉名が徳の湯温泉、30.7℃で泉温が3℃下がった点留意
浴感:青森市住宅街の温泉銭湯。綺麗に管理されており、外観からは建物全体が住居
兼用、おそらく二階の部分が居住空間。街中に此処の様な銭湯が維持されて居
るのは貴重。 目の前には青い森鉄道筒井駅がある。特色は街中でありながら
一部、自然湧出。水風呂には源泉(計測25℃)が惜し気もなく注ぎ込まれている。
参照#青春18切符で行く温泉番付(小結:青森市内温泉銭湯)
≪再開速報:膳前温泉(東北町老人福祉センター)2016.3.3入浴≫
青森県の公共の温泉も多様でなかなか味わい深い。今回は
東北町が運営する公共温泉を紹介。黒湯の東北温泉から5
00㎡くらい離れている、モールが特徴の温泉施設である。
【 Data 】単純温泉 43.4℃ PH8.2 源泉:膳前泉
(源泉は「膳前泉」であるが、膳前地番の湧出なので、本ブログでは膳前温泉と呼称)
浴感:非常に良く管理されている。7,8人も入れば窮屈だが
この手の温泉は地域住民優先だからお昼頃がお勧めだ。
注意:2021年2月21日営業が再開されたがコロナ災禍の現下、
町内住民の方のみの利用可。訪湯時には要注意である。
入浴速報:民宿 つるの湯(青森市 浅虫温泉郷) 2020.12.12
【山岳トレッキング ㊳高森山&馬場山 二座 2020.12.12】
山岳トレッキングも冬季に入りホームグランドに移ってきた。海風がやや冷たいが
冷えた身体を温めるには速入浴の地の利。今日は何処の湯に入ろうかという選択肢
も多い。そして、選択したのが浅虫温泉発祥の地湯魂碑前に位置する民宿つるの湯。
【Data】含石膏ー芒硝泉 56.5℃ PH8.21 ((源泉入湯1,104湯目)
源泉:集中管理方式(集中管理源泉1・3・4号、浅虫36・41・45号統合泉)
浅虫温泉は、椿館、柳の湯以外はこの統合泉を使用。しかし、源泉を提供する
湯宿によっては地の利などで源泉は微妙に変化。つるの湯もその一つとし計上
浴感:集中管理方式の源泉配湯塔の間近にある「つるの湯」は浅虫の温泉施設の中では
一番鮮度率が良いと考えて良いだろう。しかし、高温泉なので掛けながしでは湯
量を絞らなければならないので、換水率が下がる。ここが温泉の難しさで、チョ
ロチョロでは多くの人が入ると湯が汚れる。ここは人の少ない時間帯を狙いたし。
≪入浴速報: よこはま温泉(横浜町老人福祉センター)2回目 2020.6.6≫
下北半島を北上する時、必ず立ち寄るのが道の駅よこはま「菜の花プラ
ザ」。今回は下北半島の奇山:縫道石山をトレッキングの為に道の駅で
仮眠。その前に一汗流した。温泉の正式名称は横浜町老人福祉センター。
(過去の入湯記:2009.4.8)
下北半島を南下すると、むつ市と野辺地町の中間の町。菜の花畑作付け
日本一の町。ナマコの町の温泉施設。温度が低いので加温。なので循環
・消毒となるが公衆浴場では仕方がないだろう。横浜町唯一の温泉施設。
【DATA】食塩泉 30.2℃(加温・循環・塩素臭) pH8.39 源泉:横浜温泉
記録:今回二回目の入浴で発見は、サウナばかりと思っていた奥に更に
高温の浴槽があった。計測したら43℃。なかなか味わい深かった。
コロナ災禍の中、やはり域外の入浴にはお互いに気をつかうもの。
参照 # 道の駅仮眠する時利用した『道の駅に併設(隣接/利用)温泉』
≪ 入浴速報:古懸温泉(平川市碇ヶ関古懸門前屋岸懸財産区)2020.3.19 2回目 ≫
2020年3月19日にもう一つ忘れられない入浴体験があった。久吉たけのこ温泉
の管理人から実は古懸温泉もどうやら来年度一杯で休業となるかもしれないとの
ことで、急遽駆け付けた。近隣に古懸地蔵尊がある高台の集落はもはや限界集落。
【DATA】含重曹ー食塩泉 46.5℃ pH8.1 源泉:古懸温泉
取材:管理人に取材した。管理人の話だとまだ決まったわけではない。機械維持
が出来る限りにおいては存続させたいとの事である。一方で平川市当局の
の温泉施設に対する姿勢に強い不満が見て取れた。この施設の維持は市の
財源であることを鑑みれば、やはり来年度以上の存続は危ぶまれることだ。
(過去の記録:2009年訪問時)
青森県平川市碇ヶ関の平川を国道から渡り丘を登りくだった古懸集落の中にある。
小学校敷地からの湧出温泉の温度が低いことから4年前、100m離れた場所に
新しく発掘し適温、適量の源泉を確保。地域民の普段着の温泉として親しまれる。
≪ 入浴速報:羽黒温泉(弘前市常盤野2020.2.16 )入浴源泉1,072湯目 ≫
映像:源泉が掛け流しされているペンションワンダーランド高温浴槽
岩木山麓西南地区にあるペンションの湯(羽黒温泉)。嶽温泉郷を過ぎて
山麓に別荘が散見の常盤野地域にある温泉ペンション。山の学校事務所も
兼ねている。宿の主人に通されたのは二人でも窮屈さを感じる小さな湯殿。
【DATA】含土類ー食塩泉 49.7℃ 6.7℃ 源泉:秋田2号泉(富士農業組合泉)
浴感:流石に岩木山麓から湧出する生湯。やや熱めの湯船に浸かるとものの
五分も立たないうちに汗が噴き出す。微かな鉱物臭、渋い湯色も好み
鑑定:温泉は極上と認定するのだが、やはり湯船、湯室の小ささからお湯を
楽しむという場所ではない。山歩きで汚れた躰を流し、温まるが最適
したがって筆者分類の四段階の中では三番目の「ほんわか湯」と認定
聞取:ペンションのご主人と話をした。近年、向かいの民宿が廃業し羽黒温
泉組合の維持が大変なんだそうだ。組み揚げポンプの切り替え(百数十
万)その内想定される析出物による配管交換、最悪は井戸そのもの掘
り直すなど別荘加入者の減少などで維持が難しくなることが想定され、
温泉はお金がかかる事を理解の上この温泉施設を沢山利用が望まれる。
《 Memoir:青森まあまあ湯:五所川原温泉ホテル(五所川原市松島町)2005.12.3入湯》
五所川原市松島団地内にある温泉ホテル。もう15年も前の入湯。四つの湯船がある。
手を加えない源泉湯船が良かった記憶がある。ジャグジーなどは湯趣を損なうだけで
なく飛沫からレジオネラ感染恐れもあるので遠慮したい。小さな温泉ホテルが懐しい
【DATA】食塩泉 56.5℃ PH7.8 源泉:松島温泉(源泉入湯 1,071 湯目)
参照#五所川原市(立佞武多の里)温泉紀行
≪ 入浴速報:磯乃湯温泉(五所川原市下平井) 2020.2.10 11:00 ≫
映像:左が熱い湯(44℃)で効果不明ブラックシリカが沈められ右の小さめは41℃前後のぬる湯
奥津軽の中心都市五所川原市。調べてみたら、いまだ未湯が二カ所。磯乃湯温泉と金太郎温泉、
地吹雪の街なので今日の様なそこそこ良い天気の日に奥津軽を訪ねた。五所川原の市内を通り、
町が様変わりしていた。旧西北病院の跡地に新庁舎が立っていた。磯乃湯はその先の線路沿い。
【DATA】食塩泉 45.7℃ pH 8.2 微黄色透明 源泉:磯乃湯温泉 (源泉入湯1,069湯目)
浴感:公式HPでは昭和の思い出と表現,、成程古い。浴室迄歌謡曲が流れ入った瞬間、消毒臭
が迄・・・湯花を漉す網も汚れ。床にご老人が三人トド寝。街中の施設にしてはいささか
ダル~い昭和感だ。湯を楽しむには程遠い、窓の外で五能線の信号音がカランカラン。
参照#同じく昭和レトロ施設で線路沿いにある青森めずらし湯の温泉公衆浴場「姉戸川温泉」
≪ 入浴速報 ♨ 大間温泉養老センター 2019.12.3(累計入浴2) ≫
下北半島突端の温泉。大間海峡保養センターの姉妹施設である大間養老センターは
本州最北端の温泉という貴重さは勿論、泉質からも青森の名湯に列せられる。大間
の漁師たちが厳しい漁を終えると、やや熱湯のこの温泉に身体を温めにやってくる。
日中はご老人たちがご覧のようにマグロ状態。これがホントの『大間のマグロ』湯。
【Data】含塩化土類-食塩泉 48.5 ℃ PH値7.0 225㍑/分 源泉名:大間温泉
≪入浴速報:天間林温泉 七戸町天間林 2019.11 .3 2019年入浴1回目≫
🔵今日入浴して感じたのが湯使いの豊富さ。此処は県南で一、二の豊富な湯
国道4号線を十和田市から北上する。途中東北新幹線七戸十和田駅を通過後
旧天間林村に至る。町の中心に入り、国道右に位置する温泉が天間林温泉だ
地の利から地元民や長距離ドライバーの愛好家も多い。浴槽もバラエティだ。
【DATA】単純温泉 44.5℃ pH8.4 源泉:天間林温泉
計測:大風呂41℃、熱湯42℃、温湯38℃、水風呂18℃
記録:2016年5回、2017年4回、2018年1回
≪ 入浴速報:布屋町温泉(ホテルサンルート五所川原・五所川原市) 2019.9.12 ≫
今日は思い立って五所川原市にやって来た。目的は二つ。一つはエルムの街で購入した
ワインの再購入。実は、エルムの街ショッピングセンターのテナント久世福商店は長野
善光寺通りに本店がある。ここで販売しているナイアガラプラン。大人の休日で訪問し
た長野ワインのフルーティな美味しさだ。もう一つの目的は、勿論、新しい温泉の入浴。
【DATA】 食塩泉 56℃ pH7.75 深飴色 源泉:布屋町源泉2号泉(初源泉1,045湯目)
(Na3,231㎎、CL5,236㎎という街中にあって強塩泉データを示す)
浴感:ホテル内の温泉ということで、あまり期待しないで入浴。ホテルと言えば、ドー
ミインやハイパーホテルなど源泉をタンクで運んで「温泉」と称しているのだが・・・
しかし、ここは映像でも分かる通り掛け流し併用の温泉そのもの。微かな温泉香
も鼻孔を擽り、強塩泉の特徴の熱溜まりが体を一気に温める。これは街中名湯だ。
鑑定:4、5人も入れば満杯の浴槽だが、重厚な原石造り、湯口の虫送り龍口から源泉
が掛け流しされてる。その分オーバーフローだ。しかし、ジャグジーはよろしく
ない。広いならまだしも、狭い湯船で飛沫が口に入ったら経口レジオネラ感染を
誘発しかねない。ジャグジーを弱めるか、いっその事止めたら、無くても十分だ。
≪入湯速報:紅葉の湯(十和田三本木)2019.8.27≫ 画像:紅葉の湯の露天風呂
十和田奥入瀬渓流で渓流トレッキングをした後、十和田市に戻り、汗を流したのが
およそ4年振りの入湯をした「紅葉の湯」。豊富な湯量に裏付けられた湯使いに再
注目。街中の温泉銭湯としてはまずまずの入浴感だ。漸く温泉が見えてきた施設だ。
【DATA】単純温泉 46.4℃ pH8.8 源泉名:千歳森温泉 (入湯2回目)
計測:露天風呂42.5℃。温湯38.5℃。中湯42℃。熱湯44℃。水風呂21℃
(過去の記録)
十和田市に2015今年新しくオープンしたのが紅葉の湯。以前は三本木ラドン温泉
で営業していたが施設の老朽化に伴い、 新しく建設した。その分鄙びた感がない。
≪ 入浴速報:よごしやま温泉(東津軽郡平内町平内いきいき健康館)2019.4.21 ≫
数十年振りの訪湯。南部地方(上十三)温泉探査で通る道すがらにある。嘗て訪問時の
印象でその後遠慮していたのだが、内部がリニュアルされて少しは湯情も変化した事
を期待し上北地方からの帰り道早朝に訪問した。内装は綺麗にリニュアルされていた。
【DATA】単純冷鉱泉 17.5 ℃ pH8.5 源泉:浜子温泉2号泉(入湯源泉1,031湯目)
(かつて入浴した事がある施設だが、本ブログで未掲載なので入浴源泉に加える)
KEY:掛け湯、ジェットバス、打たせ湯、薬湯、子供プール、電気風呂 、サウナ
浴感:施設内は小奇麗だが、以前と同じく微消毒臭がし、お湯は勿論、加温循環だった。
源泉を見せたくても17.5℃は井戸水と変わらない。日曜日というのに福祉バスが
ひっきりなしにご老人を運んでくるのでご老人が多い。この温泉はそういう施設。
料金420円と上十三の素晴らしい温泉で 200~350円というのとは大違いである。
ここは昼頃汗を流す程度の軽い気持ちで利用するのが無難であろうと感じた次第。
参照:東津軽郡で高温源泉の場合、源泉を楽しむ事が出来る施設「湯の沢温泉(外ヶ浜町)」
≪入浴速報:上野温泉(上北保健福祉センター)東北町上野字上野191-12019.3.24≫
東北町に二カ所ある町立の福祉施設併設湯。勿論、一般、町外の方も入れる。ここも
以前から湯趣を確かめたかった施設。漸く入湯を果たした。一番風呂を目指して春の
雪が舞う日曜、開始10分前に訪問し、地元の五、六人のご老人と一緒に開湯を待った。
【Data】単純温泉 40.7 ℃ pH8.72 計測39℃ 源泉:上野泉(源泉1,028湯目)
(源泉は「上野泉」であるが、上野地番の湧出なので、本ブログでは上野温泉と呼称)
浴感:5,6人も入れば窮屈な浴槽に一番風呂で7人も入って来た。掛けながしで39℃
前後のお湯は気持ちが良かった。近隣八甲温泉に似た浴感である。ご老人に聴
いたら昼頃になるとお湯は白くなる程汚れるという。やはり一番風呂がお勧め。