刈田嶺神社に不思議な狛がある。かなり形が崩れているが間違いなく蛙だ。京都稲荷、
埼玉. 富士見市水子の水宮神社などに存在するが東北では珍しい。刈田嶺神社の奥宮
は蔵王のお釜、里宮は水に因む名前である事から蛙なのだろうか?真相は分からない。
参照#①苅田嶺神社 ②刈田嶺神社奥宮(刈田岳)
宮城蔵王、刈田地域も嘗て金鉱で賑わい。金鉱の過酷な労働で疲れた肉体を
遠刈田温泉は癒したのだろう。湯元傍の神社。確たる社殿は格の高い郷社を
想像させる。鉱山、神社、名湯の3点セットは日本の温泉郷に多く存在する。
格式:郷社 祭神:天之水分神、国之水分神
映像:遠刈田温泉の『神の湯』と同じ源泉の公衆浴場『壱の湯』浴場景観
刈田嶺神社側に移転新築共同浴場。従前から好きな温泉の一つ。コンクリート
の古い温泉会館が青森産総ヒバ造りで蘇った。『神の湯』以前のような極端な
熱さは無い。41度と44度の2湯船は地元人には不満かな?、外来客には優しい。
【DATA】 含塩化土類-芒硝泉 70℃ pH6.9 源泉:遠刈田7号泉
🔵神の湯外観