京都清水寺の側にあるのが縁結びの神:地主神社。この神社の由来は諸説ある
が清水寺全体の敷地を鎮守する神社として考えるの妥当であろう。明治政府の
廃仏毀釈により、神仏一体で祀られていた社寺が分離した例が全国に多数ある。
社格:郷社 祭神:大国主命他
指定:重要文化財(本殿、拝殿、総門、敷地他)
≪memoir(メモワール)・Histoire(イストワール):千姫宝塔 知恩院2009.12.19 ≫
千姫は江戸で亡くなり、遺骨は傳通院と茨木県の天樹院弘経寺に墓所がある。
千姫懐かしの場大阪京都では徳川所縁の知恩院に分骨この宝塔に収められた。
この千姫こそ、織田信長、徳川家と豊臣家が絡み合う歴史絵巻の悲劇の姫君。
背景:豊臣秀吉嫡男秀頼(お市の方の孫、茶々の子供)と徳川家康初孫千姫
(秀忠と江の長女)が結婚。家康が豊臣を滅ぼし大阪城から千姫を救い
縁戚である後の姫路城城主本田忠刻(家康孫・織田信長孫)に嫁がせた。
解説:千姫にも、秀頼にも、再婚の本田忠刻にも織田信長、豊臣秀吉、徳川
家康の血が流れる。絡み合う戦国血筋絵巻物の中心に千姫がいたのだ。
又、江は茶々の姉(浅井三姉妹)で、いとこの婚姻。姉妹の敵対であった。
参照#千姫第二の人生の拠点・居城となった、世界遺産姫路城