≪速報:映画&音楽鑑賞 君の名は(東宝:TOHOシネマズ)映像:核心場面となる彗星別れ≫
≪ 鑑賞3:自宅書斎にて録画ビデオ鑑賞(2019.9.15)≫
三回目の鑑賞。それは新海誠監督の第二作目「天気の子」を鑑賞してからもう一度、この作品
を確かめたかったからだ。感想は、やはり第一作目の「君の名は」の完成度、奥深さを納得した。
一作目が良いからと言って、二作目もいいとは限らない。君の名はの緻密な構成、音楽、進行、
アニメなど全てが衝撃的で新鮮であった。いつか第二作「天気の子」を再鑑賞してそう思うかな?
一作目から三年で2作目の発表。アニメという世界を考えた場合、構想・完成までは短すぎる。
メッセージ性の強いものか単なる作り話に終わるか。三作目が新海誠監督の正念場ともいえる。
参照#新海誠作品第二作「天気の子」鑑賞記録
≪ 鑑賞2:サンロード青森:松竹アムゼ(2016.12.25)≫
二回目の本作鑑賞である。テンポの速さ、時間軸の交差、実際には起こり得ない現象(入れ替
わり)等…を、もう一度観たいという理由だ。そして、災害現場とそこから逃げ延びたストー
リーに東日本大震災の記憶をなぞる。災害は天体異変と、人類が起こす回避可能災害と二種だ。
参照:東日本大震災の被災現場眺望「呆然と佇む人(本吉地区)」
例えば、糸守町は太平洋沿岸の町、湖は太平洋、彗星が津波、三葉達の誘導は震災時中学生が
住民を誘導し地域民が助かった実話にオーバーラップする。この映画は災害時の行動を示唆す。
≪ 鑑賞1:イオン下田:TOHOシネマズおいらせ下田(2016.10.05)≫
8月26日に公開された長編アニメ映画。最近観客動員数1000万人を超えた。動機はどうであ
れ、筆者もこのアニメを鑑賞した。綺麗な映像、快いバックミュージック、感動のエンデング。
観客もズーッと、誰かを探していた。テンポの速さに多少目を凝らし気味にみたのだが・・・。
解説:昭和初期の世代は「君の名は」というすれ違いドラマを思い起こすだろう。スマートフ
ォンのない時代いつもすれ違いで涙を誘ったラジオドラマ。このアニメ映画はスマート
フォンを駆使するラブストーリーNOW。スマートフォンが離せない自分がそこに居た。
憶測:このアニメ映画の素材にはたくさんの示唆が潜んでいる。彗星が落下した糸守という地
名は、同じく宇宙に関係し脚光を浴びた惑星探査ハヤブサの小惑星イトカワを思い起こ
させる。彗星の落下が実は飛騨糸守町ではなくて、東京の副都心新宿であったらという
恐怖を何人感じただろうか?その時果たして大東京では奇跡の避難は出来るであろうか?
神縁:主人公三葉の家業は神社で、彗星が落下する日は神社の宵宮。二人が奇跡の入替わりを
果たすのが奥山のご神体。エンデングの出逢い場所が東京都新宿区四谷の須賀神社前の
階段。筆者もまた、神社のゆかり人(びと)である。社(やしろ)という古(いにしえ)の縁
🔵瀧と三葉の出逢い坂(推測:四谷須賀神社)のシーン 。背景の一際高いビルは六本木ヒルズ
(昔この地域は谷だった)実写ではこの様な人物・背景は現わせない。アニメの素晴らしさ。
参照#アニメ映画の感動のラストシーン現場「四谷須賀神社」のイラスト(神社HPより)