お湯の国 日本

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北原白秋歌碑 立秋(歌集「思い出」)

2024年04月08日 |   ✑歌碑句碑 紀行

歌碑鑑賞追記北原白秋歌碑 松月文人館の敷地内  (2015.05.16) 

柳川川遊びの基地、松月文人館の敷地内にある詩碑。沢山の観光客
で賑わう船着き場の傍らに建っていた。人気の水郷巡りの喧騒とは
対照的に柔らかな陽射しを浴びヒッソリと印象的。往時が偲ばれる
詩碑文
柳河のたつたひとつの公園に秋が來た。
古い懷月樓くわいげつろうの三階へ
きりきりとり上ぐる氷水の硝子杯コツプ
薄茶うすちやに、雪に、しらたま、
あか雪洞ぼんぼりも消えさうに。
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解説:柳川船着き場の場所に詩で歌われた料亭「懐月楼」があった。
   北原白秋もこの料亭で、芸者遊びをしたのだろうか?窓から
   水郷に浮かぶ朧月を望む、大正ロマンの風情が偲ばれる作品。

参照北原白秋(自然派詩人/童謡歌人)探訪紀

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