
≪入浴速報:下風呂温泉 海峡の湯 (湯船計測43度) 下北半島 風間浦村 2021.1.19 ≫
日本を代表する共同浴場「大湯」&「新湯」が、新しい公共公衆浴場に生まれ変わった。
筆者的には二つの共同浴場はそれぞれに歴史的価値があるもので現状を建て替え保存し
て欲しかったのだが。行政は時に歴史文化よりも経済を優先する。その施設に本日入浴。
この施設は、大湯、新湯、そして旧長谷旅館の使用源泉(メイン画像:海峡の湯)の三
つの源泉を楽しむ事が出来るのが売り文句なのだが、嘗ての源泉掛け流しとはならない。
新施設は掛け流しの趣を醸し出している。しかし、湯船からお湯が溢れないのは寂しい。
( ↖左:新湯湯船:湯船計測45度 右↗:大湯湯船:湯船計測46度 ↘ 手前に熱湯47℃ )
左右の湯壺の湯色に注目、左は透明、右は白濁である事が確認できる。
【Data】 ①海峡の湯 酸性硫化水素泉 58.7℃ pH2.33 源泉:大湯2号泉
②大湯 酸性硫化水素泉 56.5℃ pH2.19 源泉:大湯1号泉
③新湯 含食塩ー硫黄泉 78.8℃ PH7.19 源泉:新湯1~4号泉(混合泉)
参照#①海峡の湯(旧長谷旅館源泉大湯2号) ②大湯共同浴場 ③新湯共同浴場
④「海峡の湯」の命名由縁となる旧長谷旅館の3号室(井上靖が逗留した部屋)
⑤青森県の共同・公衆浴場(公共)厳選集