
あしかり旅館(源泉名:モール泉) 【大分県(別府)温泉 探査紀行 2022.06.04】
源泉名が『モール泉』という温泉旅館を訪問した。調査メンバーの調べでは今日の宿
の途中経路上にある。途中大分市郊外の巨大コンビートを眺望。九州の経済・景況が
豊かなのはこの様な巨大コンビナートに支えられていることを実感しながら辿り着く。
【Data】重曹泉 52.3℃ ph8.4 80ℓ/m 源泉:モール泉(源泉名としてつけられた)
知見:専門的な知見から言えば、 「モール泉」という泉質は存在しない。温泉法上の
分析から言えば『重曹泉(ナトリウムー炭酸水素塩泉) 』しかしこの旅館の様に
源泉名を、『モール泉』と命名するのは問題はない。普通は地名を源泉名にす
るのだが、特に決まりがない。大分市内にはこの様な黒い重曹泉が多いそうだ。
未湯:あらかじめ電話をかけての訪問だったが、湯船にはお湯が張られていなかった。
何か事情があるのだろう。日帰り入浴も受け付けている筈なのにやはりコロナ
のせいなのか。残念だ。それでも女将さんは湯船と分析表だけは見せてくれた。
※現地まで行って貴重な源泉入湯カウントを果たせなかった。こういう時もある。
参照#大分県(別府)温泉探査 紀行