肘折温泉からおよそ一時間、鳴子温泉にやって来た。目的は知人の湯治宿
「まるみや」でミニ湯治。先ずは初詣、鳴子温泉中央部には温泉神社があ
る。今年一年の温泉行脚の無事を祈願し温泉神社のお守りを求め車に装着。
社格:村社 祭神:大己貴(おおなむち)命農業神・医療神、少彦名(すくなひこな)命
肘折温泉街をそぞろ歩くと中央の通りに眼を惹くのが大友屋源泉湯釜、この渋い源泉の見せ方には感心する。今日は正月を迎えるにあたっての飾りが置かれてあった。基本的には戸口に掲げられているものと同じ、大根をベースにこの地方独特の正月飾りだ。
年を越す時の清めの湯、今回は肘折温泉の共同浴場「上の湯」。番台に200円払う。
窓際には肘折温泉由来の地蔵像が懐かしい。湯煙が充満の浴場は変わらぬ湯落とし
の音が響く。湯温は43℃、手足頭十分に掛け湯し身体を湯慣れさせてユックリ浴槽
に入る・・極上の食塩泉が身体を包みこむ。一年の疲れが自然と身体から失せてゆく。
【Data】 含重曹‐食塩泉 69℃ pH6.9 源泉:組合3号泉・4号泉の混合泉
この共同浴場が肘折温泉発祥の湯とされ元の源泉は「傷の湯」であった。
参考:本物の名湯ベスト100(講談社現代新書:石川理夫著)‐28位 肘折温泉郷
学術:日本温泉地域文化資産NO.37朝市(日本温泉地域学会編)
参照:肘折温泉名物 「朝市」の景観
記録:豊後国出身の源翁がこの地を訪れた際老僧より肘を折った際に治療した温泉
を教えられたという伝説が残る。民俗学者柳田圀男は地形からの由来と論ず。
映像:出湯が夢の様に懐かしく想われる温泉街、吹雪で通る人もまばら。
急な坂道を下り温泉街にやって来た。お正月の肘折温泉は初めてだ。年末、清めの湯は
共同浴場『上の湯』で、年越しそばは『寿屋』。どれもご当地お勧めの一品だ。
急な坂道を下り温泉街にやって来た。お正月の肘折温泉は初めてだ。年末、清めの湯は
共同浴場『上の湯』で、年越しそばは『寿屋』。どれもご当地お勧めの一品だ。
銀山温泉には共同浴場が2つある。温泉街中央の大湯(無人100円)。そして
温泉街はずれの「しろがね湯」。此処は管理人が居る。狭い階段を登りきると
狭い浴室。銀山川が眺めれるのとシャンプーが置いてあるのが500円の値段差
【Ⅾata】含茫硝食塩ー硫化水素泉 60.0℃ pH6.8 源泉:協組2・3・4号源泉