3月8日(水)、奈良県奈良市月ヶ瀬にある「月ヶ瀬梅渓」へウメを見に行きました。
「月ヶ瀬梅渓」は、関西屈指の梅林として有名で、令和5年は2月12日~3月26日まで「梅まつり」が開催されています。
月ケ瀬梅林は、大正11年(1922年)に日本で初めての国の名勝地に指定されたそうです。
鎌倉時代中期に梅渓内の高台に位置する真福寺の境内に梅が植えられたのが始まりとされています。
私は、JRで月ヶ瀬口駅へ、そこからは三重交通のバスに約15分乗り、尾山口まで行きました。
座席と乗客がほぼ同数。
バス代は500円。
終点の尾山口から10分ほど歩いて、梅林入口へ向かいました。
途中にあったマンホール
梅渓入口です ※梅林は入園無料
どう歩けばよいのかわからないまま、なんとなく歩いて行きました。
まず、「一目八景」という立札が目に入りました。
「一目八景」からは、梅林と月ヶ瀬湖を見下ろす絶景が楽しめます。
※月ヶ瀬湖は、名張川(五月川)をせき止められて造られた人造湖です
ウメはちょうど見ごろでした。蕾はまだたくさんありました。
よい匂いです。
お食事ができたり、お土産を売ったりしている店がいくつもありました。
マンサクが咲いていました。
煎茶を作る工程でできる「ひげ茶」というのが売られていました。
興味はあったのですが、今は家に煎茶がたくさんあるので、買わずに通過。
私はこのあずまやでお弁当を食べました。
ベンチも草地もいっぱいあるので、お弁当を広げる場所には困りません。
なんと良い天気でしょう!!
ぼたん鍋かぁ… いいなぁ…
ぼたん定食でもいいから食べたいなぁ…
ウグイスが鳴いていました。(帰りの尾山口バス停でも、3回ウグイスの声が聞こえました。)
月ヶ瀬では、お茶の栽培も盛んです。
きれいな茶畑
ウメはほんわかとした優しい色です。
見ごたえのある梅林です
これからの成長が楽しみなウメたち。
枝垂れ梅の若木です
この日のお気に入りの1枚はこれ!!
いい眺め
ロウバイ
甘い香りで満たされます。
呉服枝垂(くれはしだれ)
やきたけのこ 300円
梅古庵では、烏梅(うばい)というものが売られていました。
毎日新聞に、日本唯一の烏梅職人・中西謙介さんのことが載っていたのを思い出しました。(2月27日付)
中西謙介さんは耕作放棄地を活用して紅花も育てておられるとか。
紅花、活花にもいいですよね。
梅古庵
紅花染に欠かせない「烏梅」
盆梅展も開催中。
盆梅の販売もあります。
一鉢が20万円、25万円など高価なものもありました。
さすがに見ごたえのある鉢でした。
フクジュソウ
フクジュソウも販売中でした。
左の白いウメは25万円 右のウメは15万円
真福寺
真福寺では、白い枝垂れ梅が印象に残りました。
大きな枝垂れ梅
真福寺本堂
みおろし茶屋からの展望
みおろし茶屋では、ピンクのしだれ梅がまさに見ごろでした。
優しい色
お銚子がサークル状に置いてあるのが気になりました。
お銚子を置くことに大きな意味があったら、私も納屋に納めているお銚子を庭に置こうと、期待しつつ、家にいた女性に尋ねてみました。
特に意味はないとのこと。お銚子を使うことがなくなったので、置いているとのこと。
残念な返事でした。
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https://okrabit.com/20210228-tukigase-bairin/
https://www.travel.co.jp/guide/article/37183/
ミニウォーキングについて書かれています。行く前にこれを見ればよかった。
地図を持たずに歩いていたので、この道を進んで私はどこへ行こうとしているのか、全体の様子もわからず、現在地もよくわからないし、適当に歩き回った感があります。
https://okrabit.com/20210228-tukigase-bairin/には「月ヶ瀬梅林の石柱からスタートして天神梅林あたりまで歩いて帰ってくるのが往復小1時間ほどでお手軽なコース。」とありますが、月ヶ瀬梅林の石柱がどこにあったのやら…。
それでもウメの甘い香と淡い色合いは十分楽しめたから満足しています。
思い切って行ってよかった!! (いつもそう思います)
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月ヶ瀬口駅に着く前の「笠置駅」の車窓から見た景色。
河川敷に車とテントがたくさん。
今はこんな形のテントが流行っているのですね。