葛城山は大阪府と奈良県の境に位置し、大阪府側は千早赤阪村、奈良県側は御所市です。
昔はかも氏が治めていて、鴨山と呼ばれていたそうな。
もともとは笹が生い茂っていたそうですが、ロープウエイが開通した数年後にその笹が一斉に枯れ、その後に自生するツツジが広がったそうな。
笹は繁殖力が強いので、美しいツツジを維持するために年に2回笹を刈っておられるそうな。大変な作業のおかげで、私たちはツツジが見られるということです。
新聞で、何度もヤマツツジの赤いじゅうたんの写真を目にしていました。
葛城山頂のつつじ園の写真です。
いつか見たい景色の一つでした。
5月8日のネット情報では、「ツツジは満開」です。
5月9日を逃すと、行ける日は16日になってしまいます。
16日になるとツツジは見ごろを過ぎているでしょう。
何事もチャンスを逃さないでおこうと思うので、5月9日に思い切って出かけました。
近鉄御所駅前から葛城ロープウェイ前行きのバスに乗り、登山口へ向かいました。
バスは臨時便が出ていて、ほとんど待つことなく乗れました。(所要時間15分)
登山口から山頂まではロープウェイ(所要時間6分)も通じていますが、ロープウェイ駅の右手から【櫛羅の滝コース】登山路(約3km)を登りました。
9時40分 葛城山登山開始!
11時48分 葛城高原自然つつじ園に到着しました。立札には、「山頂まで0.4km」とあります。
12時04分 金剛生駒紀泉国定公園大和葛城山頂(959.7m)でお昼ご飯を食べました。
12時04分 金剛生駒紀泉国定公園大和葛城山頂(959.7m)でお昼ご飯を食べました。
【櫛羅の滝コース】の所要時間は1時間50分程度とありますが、私は2時間20分ほどかかったということです。
以下は5月9日の【櫛羅の滝コース】で撮った写真です。
イノシシ等の防止柵を開けて登山の開始です。
2か所ほどぬかるんでいました。
木々の間を登ります。
ゴンドラの通過音が聴こえました。
ロープウエイのワイヤーの下を通ります。
登山道崩壊のため「通行止め」となっていて、「迂回路」の立札が何か所もありました。
よく整備されています。
マムシグサ
ヤマフジの花びら
ヤマツツジ
巨大なミミズ
「大阪 開通講」とあります。
立札には「ロープウエイ山上駅」と「行者の滝・くじらの滝を経て登山口へ」とあります。
どうして山上駅と登山口への矢印が両方とも⇒なのでしょうか?
チゴユリの群生です!!
何の穴でしょう?
登山道を登りきりました。
← 葛城山頂 0.5㎞ 葛城山上駅 0.2㎞ →
ということは、ロープウェイで上ってきても700m歩かないと山頂にはたどり着けないのですね。