Dr.Horiiのひとりごと

徒然なるままにクルマや日々の出来事を書きとめた雑記帳です。
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Dr、クルマ屋の傾向と対策を語る

2013-11-25 19:58:05 | 現代クルマ屋事情

開業時のショップw          露天で砂利でした

Drが開業した約28年前のショップ風景であります。

スタッフはDr一人でオフィスは六畳一間のスズキハウスでありました。

更にトイレもナシという劣悪な環境で始めたのです。

それから時は・・

ズズズ~と過ぎました 


曲りなりにもショップは未だ潰れずに健在です。

ショップの規模もしだいに拡張でき、立派と言えないまでも認証工場も併設出来ました。

Drのショップはともかく業界はこの28年間で大きく変りました。


インターネットの普及

これがショップの形態を大きく変えたと言っても良いでしょう。

ネットのおかげで無店舗でもクルマを販売出来るようになりました。

HPにしてみれば、無店舗やチャチな店舗も立派な店舗のショップと同列で戦えてしまう
わけです。

中途半端な店舗よりもネット無店舗のほうがいっっそう有利と言えなくもないわけ
です。

また、一般小売相場が崩れ始めたのです。

一級品は変らなくても、二級三級品は相場が崩れたのです。

また、夜も商売のウチで閉店後もスポットライトが常識でしたが、24時間天候にも左右されず
居ながらにして見られるネットのせいで夜のショップは真っ暗けになりました


大手買取店の出現

既存の販売店での癌がこの買取店の出現です。

中古車屋の儲けどころは下取り車を言い値で下取りして転売するの が旨みだったの
です。

一般ユーザーは売るだけというのは一般的でなく、通常は下取りが必要だったのです。

それが大手買取店が競って高値で買うから、従来のクルマ屋には商売ネタが無くなった
わけなんです。

しかし、その買取店も飽和状態で今はもう買取の旨みはなくなりつつあります。

そこで、買取点は販売や車検にまで手を出しはじめ、従来のクルマ屋の牙城をまたまた
脅かすようになりました 

以上、過去から現代までの業界の動向をレクチャーしました。

じゃあ、我々クルマ屋は・・

ど~したら生き残れるのでしょう?。


クルマ屋は二極化傾向にあるのダス。

つまり極論すると、大規模店か無店舗ネット店のどちらかです。

もちろん、その中間的に位置するショップも多くはございます。

大規模店とは認証整備工場までディーラー並みに完備している言わばミニディーラー
的なショップです。

Drのショップも規模こそ小さいですが目指すのはこの形態であります。


                   この両輪が大事!

クルマを売れば整備に結びつき、整備から集客すれば、販売に結びつくという
ことです。

いかに多くの顧客をGETするかが、ディーラーでも推進している囲い込み作戦です。

■ 販売だけで修理は外注のみは弱い。

■ 整備のみという修理工場もダメ。


修理工場衰退の大きな要因はクルマが良くなり壊れなくなったからに他ありません。


工場はケチるな!          低予算で拡張の図w

販売だけでは決してクルマ屋は伸びないでしょう。

出来れば販売と整備は同列くらいが理想だと思います(個人的見解)。


このミニディーラー的展開とは正反対の無店舗ネット系の展開を語りましょう。

こちらは全くの低資本で出来ちゃいます。

Drも事情で店を畳むとか、新規で開業するなら大いに興味があるところです。

気の利いたHPと高級デジカメ?と何台かは駐車出来るスペース(貸ガレージでよい)を
確保すれば開業できます。

修理メンテはむしろ止めて売るだけに徹したほうが良いでしょう。

それも現状格安販売がコンセプトであるのは言うまでもありません。

スタッフは店主一人でも可能です。


以上が現代の二極化現象ですが、Drが開業したような、プレハブ展示場スタイルは
もう流行らないというか、お先は暗いですからやめましょう 

両者とも在り来たりでなく他店にない特色や技?が望まれます。

クルマ屋の人口は異業種参入もあり、増加かつ混沌としております。

生き残るのは先ず時代に合わせたことをしないといけましぇん。


以上、僭越ですが読者に業者さんも多いので敢えて記事にしてみました。

皆様・・

頑張ってチョ~だい!












 
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