2004y AR GT3.2V6 6MT 1オーナー 5.3万km 車検31/8
シリンダーヘッドのO/Hが滞りなく完成してエンジンが蘇りました。
タイベル切れでバルブクラッシュしたシリンダーヘッドの修復はそれなりに面倒でした。
用意した中古ヘッドASSY
そのままポン換えではなく、全バラして検証後にバルブシール交換と摺り合わせも実施しました。
いわばセミO/Hというところですが、ガイドのガタもなくNPでした。
完成のエンジン
タイベル、テンショナー、W/P等は当然ながら一新しました。
ブチ切れのタイミングベルト
かのうような切れ方は珍しく、原因を究明しました。
エンジンがロックした訳でもありませんし、少々頭貝割れ大根でしたが・・
タイベルのオートテンショナー
正規の位置から明らかにズレておりマウントに摺れてます。
新品のテンショナー
これが正常な状態です。
ベルトカバーのタイベルの擦れ跡
以上、推測するとテンショナーのズレからベルトがカバーに摺れてダメージを受けたのでは無いかと思います。
通常、V6のタイベルはまず切れません。(コマ飛びも含めて)
メーカー指定はのタイベル交換インターバルは10万km~のはずです。
最も、ベルトは大丈夫でも関連するテンショナー類が壊れるとその限りではありません。
タイベル関連は、テンショナーやW/Pも一蓮托生の関係ですから要注意です。
早速完成したエンジンを試すべく、近所を試走しましたが、全く快調でファンツードライブでした♪。
インテリアはクリーニング予定
純正アロイはレストア予定
手持ちのアロイを仮付け? 要スペーサー
作業時間短縮の為に、アロイ修復と室内クリーニング(外注)を同時作業します。
純正アロイを作業の為に外すと不動になるので、手持ちの17アロイ(標準は18)を無理やり?借り付けして
動くようにしました。
バルブクラッシュ修理のハンディは無く、むしろO/H作業はプラス効果も多いのでご安心下さい 。
化粧直し等で正式デビューは来週の予定です。