1970y AR 1750 SPIDER お尻は切れてますよ念のため(苦笑)
1960年代後半以降のアルファであれば殆どの車種を扱いました。
しかし・・・
なぜか1750SPIDERは扱ったことがありませんでした。
当時のディーラーである伊藤忠オートで販売していたか定かでありませんがたぶん売っていたのではないかと思います。
ご存じ1750GTVはそれなりに売れていましたしDrもそれなりの販売数がありました。
1750ベルリーナもかなり稀少ですがこちらは販売実績があります。
1750の証であるホイールキャップ仕様はオリジナル
なぜか本当に1750Spiderに関してはお目に掛かった記憶さえありません。
それ以前のDUETTOに関しては逆にそれなりに売りました。
この1750Spiderというのはちょっとバージョンが数種あるというか同型でも1300や1600Spider(Junior)もありこちらはインパネがDUETTOと同じです。
早い話が外観は2000でインテリアはDUETTOの混血児なのです。
ホンマに実際にも先ずお目にかかれないモデルだし頭が貝割れ大根になります。
今回DrがGetしたのは正真正銘の1750で少し残念なのはUSモデルだということです。
ただUSと言ってもそれほど悲観することはなく外観はECと同じアイアンバンパー仕様です。
あまり見せたくない状態ですが2000と共通のダッシュパネル&メーター
ステアリングホイールはなにやらプラの三本スポークが転がってますがGTVと同じウッドがオリジナルじゃなかろうかと思いますが定かでありません。
ちゅうことは?。
1750と2000はどこが違うネンということになります。
それはエンジンが1750なんです???。←当たり前
1750より2000の方がパワーがあって良いやんというご意見もありましょうが1750(1800)のエンジンの方が2000よりもバランス良く2000に近いトルクで上限まで景気よく回ります。
だから1750の方がよりマニアックなんですね!。
同じ1750でもクーペとベルリーナの外内装は2000と明らかに違うのですがこのSPIDERに関しては2000と全く同じなので面白くありません。
あまり見たくない”INIEZIONE”のスクリプト
US仕様は例のスピカのメカニカル燃料噴射ですがこの個体はキャブ(SOLEX)に変更してあります。(プラスポイントダス)
同じUSでも2000をECにモディファすることを考えるとずいぶんラクチンと言えます。
おまけにこの個体のエンジン型式は11548ですからEC仕様のエンジンに換装したと思われます(プラスポイントダス)。
懸案のキャブリンケージがオリジナルでないのは気に入りませんがとりナマズこのまま行きましょう!。←ゴリ押しかも
US仕様のヘッドライトは即刻カバーを付けたいところ
ヘッドライトの改造はそれほど苦労せずにキャレロのアクリルに交換出来るので問題ありません。
1750Spiderであることは大いに嬉しいのですがこの個体は中途半端でありDrも今後の仕上げるコンセプトを悩みます。
つまりソコソコまであまりコストを掛けずにEC仕様にしてリーズナブルな価格設定にするか又はもっとコストをかけて限りなくオリジナルに忠実に仕上げるかなんですよヤッパシ!。
ちなみに外装色はベージュがオリジナルだそうです。
エンジンルームはちなみに黒に塗ってあります←どないすんねんですわホンマニ(笑)。
このまま行くか全てベージュに戻すか??。
幸いボディの腐食は見当たらないのがせめてもの救いザンス。
一番良いのはこの状態で誰かこの1750Spiderに唾を付けてもらいそのお客様の好みに仕上げるのがBestでありDrもリスクが無くなりますネ。
そんな奇特なお客様は居ませんか?。
頑張ってアナタ好みに仕上げまっせ~!(苦笑)