Dr.Horiiのひとりごと

徒然なるままにクルマや日々の出来事を書きとめた雑記帳です。
個別連絡は075-934-0282までお願いします。

一難去って又一難の巻w

2010-03-11 21:37:08 | 修理日記

幌骨求めてまたまた北部紀行の図w


例の稀少1750Spiderの幌骨の修理に悩めるDrでありました。

かって良品の幌骨ASSYをストックしていたのですが邪魔なので捨てちゃいました

Drは京都府北部?にSpiderの解体車を保有している秘密工場があることを思い出しました。

聞けばまだ有るとのことで早速Getするべく愛車ガラガラ号で北部を目指しました。

(二回目の北部紀行ザンスw)

ガラガラ号出動の理由は嵩張る幌骨を積むためであります。



獲物を発見!           Spider Sr3は結構ボロ目ですがw


この個体はすでにエンジン等は降ろされてほぼドンガラだけになっておりました。

一見Type11541のUS仕様のようですが実はType11538の欧州仕様のキャブ車であります。

エンジンが有ろうがなかろがそんなの関係ネエ~のDrであります(笑)。



幌骨見っけ~←アホかも?


ビニール(この年式の標準)のトップはズルズルでしたが骨自身は結構綺麗で生きてました。

秘密工場の店主に工具を借りて早速取り外してガラガラ号に何とか積めました


ここからちょっと番外編・・・


コ、コ、コレは???          Alfasudじゃあ~りませんか!


ボディカバーからはみ出たお尻からすぐにSudであるのはわかりました。

しかし、どうも普通のSudではなくレーシング仕様のようであります。




ガビ~ン!        Ftフェンダーには由緒有るデカールが


そうなんです川崎さん?。

このレーシングカーはもしかしたらあのハマちゃん号ではあ~りませんか!。

ハマちゃんと言っても釣りバカ日誌とは関係ありましぇ~ん(笑)。

良く考えたらハマちゃんはDrのショップのお客様ですがこのレーシングSUDに関してDrは
関与しておりませんでした。

しかし、もしかしたらこのベースのSudは大昔にDrが売った個体かもしれません。(記憶不明w)



心臓部を拝見の図         ドライサンプに改造してあるようですネ


思い起こせば当時アルファスッドを数多く販売したDrであります。

当時は俄ショップも皆無で良き時代でありました。←過去の栄光かも?


それはともかく新しいトップに張り替えを急ぐDrであります。


戦利品の幌骨は全然綺麗です

幌骨自体の耐久性はそれほど悪くなく少なくともSr3くらいであれば先ずノープロブレムです。

しかし、さすがにそれ以上の旧年式では骨が折れていたりとか不具合もあります。



出入りの内装屋さんが出張にて作業


この日は天気が良くてまさに幌張り日和?でありました

これで懸案の1750Spiderのレストアも一歩前進したわいとほくそ笑むDrでありました。

しかし、内装屋さんとの雑談に気を取られて何も考えてませんでしたがちょっと気になる
ことが・・・・w。


白のボディですから当然トップは布の黒トップがセオリーであります。

なぜか白い裏地のようなものが見えるのが気になるDrでありました。

(こんな白い裏地やった?)



ガビ~ン!           トップが白やおまへんか


Drはまさに目の前が真っ暗になりましたw。

黒い色のトップは実は裏地で表は真っ白のトップでありました

こんな真っ白のトップなんか在庫した覚えはありましぇ~ん

白のボディに白のトップとはこれいかに?。

(イケてましぇ~んw)


やむなくこの日は作業中止の羽目になりました


それより何より大阪から来ていただいた内装屋さんに返す言葉もありませんでした。

そこには頭ペコちゃんスタイルで内装屋さんに謝るDrの姿がありました


世に中うまく行きましぇ~ん





















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Drのこだわりの巻

2010-03-09 22:04:45 | 修理日記

ここまで出来た1750Spider


旧車(1970年式)を仕上げるというのはとても手間暇がかかるものです。

1750Spiderはフルレストアでは決してありませんがボディはエンジンまで降ろして
NEWペイントしてその降ろしたエンジンもついでにO/Hしました。

更に内装も結構手を加えてダッシュボード交換やシートを張り替えたりで手間取りました。

レストアとはいわばお家のリフォームと同じで綺麗になればなるほど残された未着手の部分が目立ってきますw。



素人細工のバッテリー端子               右側は交換済み


この個体は各部に素人細工と言えるオート○ックス等であり合わせの材料を使ったやっつけ仕事が散見されました。

クラフトマンシップ(ホンマか?w)の拘るDrはこれが許せましぇ~ん!。



目障りな光るステー


エンジンルームで先ず目立つのが画像のごとくバッテリー廻りの作業でした。

端子やバッテリーの取り付け以外にもリード線の取り回しも変でしたw。

特に性能的には変わらないかもしれませんが見る者が見れば見苦しいとしか言いようがありません。


全て引き直しの図

こんなところに拘っても果たして新オーナー様は喜ぶかわかりません。

それより以前にボンネットフードを開けなければ見えませんからネ(笑)。

しかし、いくら見えないと言ってもエンジンルームは整備時には嫌でも見えます。



ずいぶんとスッキリしました


使用パーツは若干今風ではありますが性能面を考慮すると及第点を貰っても良いのじゃないかと思います。

これはホンの一例でまだまだ手直ししたい箇所はあります。

やりだすとキリがないのでどこで妥協するのかも辛いところですネ














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Giulietta予約受けます!

2010-03-07 20:33:41 | 新商品紹介

この3/4のジュネーブショーにて正式デビュー


NEWモデルに疎いDrでありますがそこは昔取ったナントカで全然すぐに理解出来ちゃいます

では、今一度NEWジュリエッタを皆様と一緒にお勉強しましょう(笑)

先ずこのジュリエッタは147の後継車でジュリエッタのネーミングはアルファ生誕100年を記念して付けられました。(気合い入ってます!)

ボディサイズは全長4,350×全幅1,800×全高1,460mmと147と比べ全長で125mm、全幅で70mm、全高で10mm大きくなっています。

注目すべきはホイルベースも85mm長く(2,630mm)なり後席の居住性が期待できます。



147と似てるようで似てないデザイン?w 


147よりもむしろ8Cコンペンティツォーネを意識してデザインされてるとのことです。

Drの評価は現時点では何とも言えませんが見慣れてくるとたぶん時代をリードしたデザインで格好良いと変わるのじゃないでしょうか?。(街中で目立ちますよ!)




上NEWジュリエッタと下147の図


どうもあんまし共通点を見いだせませんがRrドアのアウターハンドルは同じ手法ですネw。

147はどちらかいうとプレーンな感じですがジュリエッタはウエッジを基調にしています。

Drに言わせるとフロントは丸っこくてリアーは逆にややシャープなんです。

この丸とシャープという相反するデザインの融合がコンセプトとじゃないでしょうか?。


フツ~は前が丸っこければ後ろも丸っこくしまっせ~!(笑)。

そこがイタリアンデザインの真髄かもしれましぇ~ん


全体的にはジュリエッタは147よりスタイリッシュになったと言えましょう。



上級グレードのインパネ?          オーディオはややこしそう


意外にもシックにまとめているインパネはシンプルで好感が持てます。

ラジオはどうも規格外でどこにカーナビ付けるネンと文句を言いたくなりますネw


搭載されるエンジンはガソリン3機種、ディーゼル2機種となりますが欲しいディーゼルは日本では非現実的な選択となってしまいます

最高出力120psの新開発1.4リッター直4ターボ、そしておなじエンジンながら電子制御油圧式バルブが吸排気をコントロールするマルチエア仕様(170ps)の2機種がガソリンエンジン・モデルとしてあります。


今回、取引先イタリア人からのオファーはガソリン強力モデルとなります。

- 1.4 Turbo MultiAir 170ps 6M/T ・・・・・・・・・・317万円(プログレッション)

- 1.4 Turbo MultiAir 170ps 6M/T ・・・・・・・・・・336万円(ディスティンクティブ) 

- 1750 TBi 235ps 6M/T - QUADRIFOGLIO VERDE・・・・・397万円


以上、税込み、予備検査付き価格です。

他のバージョンも輸入可能ですからご相談下さい。


本国サイトはこちらでなかなかイケてます。
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珠玉のGTV6が入庫!

2010-03-06 20:49:45 | 新着入庫

最終AR GTV6 2.5V6     ノンレストアで素晴らしいコンディション!


ジュリア105シリーズの陰に隠れて特に人気があるわけでないアルフェッタ106シリーズですがこのGTV6はちょっと別格でしょう。

ジュウジーロの手による美しいデザインもさることながらとりわけエクゾーストノートは
歴代のアルファ生産車でベストと言える素晴らしい音質です。



未だに色あせないジュウジアーロデザイン


このGTV6は当時の正規ディーラー(伊藤忠オート)でも並行扱いで何台か輸入されました。

Drも当時のCG誌に掲載されているのを覚えております。

国内に現存するGTV6の大半は伊藤忠物でなく並行輸入された個体が殆どでした。



このアングルも綺麗です       マフラーは太めの一本出し(純正)


Drのショップも当時何台か輸入した実績がありました。

このブログでご紹介したシルバーのGTV6もそうでありました。

今回のグレイMはDrが輸入したのでなく個人持ち帰り車で比較的ヒストリーがはっきりしています。

スイスのアルファマニアがこのGTV6とジュリアスーパーを所有していてその内の一台のこのGTV6を泣く泣く手放したそうです。

買われたのはアパレル系の某氏がスイスで見つけてDrに排気ガステストから国内登録を依頼されました。

なんと今から22年も前の昭和63年(1988年)のことでした!



1983年後期よりマイナーチェンジ         美しいキャレロのヘッドライトはH1タイプ


国内での初代オーナー某氏は比較的短期間でこのGTV6を手放されました。

以後、Drのショップの常連様の間で何名様かオーナーチェンジがありました。

この個体の驚くべきことは現在のコンディションが22年前といくらも変わってないことです!。

決してレストアした個体でもなくオールペイントすらしておりません。

もちろん部分塗装はありますが基本的に外装内装はノンレスなんです。



100%ノンレストアのインテリア!


未使用に近い後席?


旧車の域ですからそれなりの経年変化や使用感はありますがダッシュ割れや破れは少なくとも皆無です。

これは歴代オーナー様の保管が良かったことが大きいと言えます。

外内装は基本的にノンレスで有ってもメカには愛情がたっぷり加えてあるのがこの個体の素晴らしいところです!。


フルOH後4,000kmのV6エンジン


サスペンションのO/Hも過去に数回は記憶しております。

全てのブッシュにボールジョイントも交換しました。

ダンパーは直近でKONIを新調しておりタイアもミシュラン新品です。

お決まりのカップリング系やマウント等は言うまでもありません。

マフラーも純正品をエンジンO/H時に全て一新しました。(欧州仕様ノンキャタw)



純正エアコンはスイスで後付


初代オーナー様がスイスから持ち帰るときにエアコンを装着されました。

純正品でその佇まいに違和感はありませんし当時は驚くほど良く効きました。


この若干クラシカルなデザインのGTV6は未だに実用になります。

このデザインと実用性の融合する個体はそうありません。

例えばJAGUARのXJ6(Sr3)なんかと共通するものです。


オードメーターは約10万kmですがこれを多いと見るか少ないと見るかは価値観でしょう。

個人的には今でも5万km前後に見える個体だと思います。


現存するGTV6の中でもこれくらいコンディションを保った個体は稀少です。

本気で欲しいなら少々高くても買うべきです(笑)。


1985y GTV6最終モデル 純正AC付 フルノーマルオリジナル 車検23/12!  価格 225万円
















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ちょっと嬉しいランクアップ

2010-03-05 23:54:29 | 雑記帳

一応過去最高記録かも?


これはあくまでもDrの中でのことであり読者の皆々様には関係ありません(笑)。

数字の羅列は元より不得意なDrでありますがちょっと拘りがあるのです。

このランクが下がると言うことは更新度合いが少ないということ、つまりDrがサボっていることになります

要約しますと更新をサボらないようにする足かせがランク(IP数)の拘りということになります。



Gooブログでは1,000位以内がランキングイン


約130万ブログ中の854位ですから結構上位だろうと自己満足のDrであります

他のブロガー様のアクセス度が不明ですからこの数字が良いか悪いか皆目わかりません。

あくまでもDrの中での数字でありある時は励みに有るときは足かせです

なんせDrはモータージャーナリストを目指しておりましたのでクルマに纏わる話を書くのは苦になりません。

従って今後もあなたムケムケ(ズル剥けでw)原稿を執筆する次第であります。

みんな見るようにネ!(笑)。



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理想のエンジンはこうするアイフル

2010-03-03 23:27:22 | 修理日記

秤で遊んでいるのじゃありましぇ~ん!      コンロッド大小端部リバランスの図


今日はジュリア105の2,000E/gのO/Hを依頼しているプロフェッサーF氏の元に事情でお邪魔しました。

もちろん手を抜いていないか偵察に行ったのでありましぇ~んw(笑)。

氏はなにやら真剣に作業をされておられました。(遠慮モードのDrダスw)

完璧な重量バランスを求めてピストン、コンロッドの単体バランスは当然ですが
更にコンロッドの大端と小端部も↑画像のようにバランスを取ります。

まさに三位一体のリバランス作業であります

かなりの時間と忍耐が要する作業ですがここまでしてくれる人は稀少でしょう。

妥協を許さない見えない作業が理想の回るエンジンを作ります



ややダメージのあるクランクジャーナル部

決して致命的ではありませんが研磨する理由になるのとSTDからー1のメタルにしてクランクシャフトの歪みを取るには怪我の功名?と言えるでしょう。(Dr独白w)

通常クランクシャフトの修正やメタルサイズ合わせなどは内燃機屋の仕事になりますが100%信用してはいけましぇ~んw。



ツルツルピカピカ      プラスティックゲージでクリランス測定の図


プラスティックゲージはクランクジャーナルとメタルのクリアランス(隙間)の測定器具です。

クリアランス値はメーカー指定がありますがチューンの度合いなどによっても変化(味付け?)が変わります。

氏曰く今はオイルが良くなっているのであまり広くは取る必要はないとのことでした。



ダイアルゲージでクランクシャフト歪み測定の図


クランクシャフトのNO.1とNO.5ジャーナルのみメタルセットして真ん中にはダイアルゲージをセットしてクランクを回転させます。

これで歪みの度具合を測定出来るわけですが内燃機屋で作業をしていても再度測定することが重要なんです。



歪みはゼロでした!      指針がゼロでないのはカメラアングルの為


限りなく高回転までスムーズに回るエンジンを作るのは重量バランスに加えてクランクシャフトが真っ直ぐで歪みがないというのは絶対条件です。



驚くほど軽く回るクランク!


Drも実際に組み上がったクランクを手で回してみましたがとても軽くスムーズに回りました。

これで高回転域までスムーズに回ることが期待出来るというものですネ


後編ではDrもお初のCR10:1のピストンとカムシャフト交換理由を解説しますので乞うご期待下さい


続く

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Spiderが衝撃の代車デビュー!

2010-03-02 21:56:03 | 雑記帳

99y AR Spider 2.0 16V Twinspark FAJ物 右H 66,000km 検23/4


掃いて捨てる程有るクルマ屋ですがオープンカーの代車を貸してくれるショップは先ずないでしょう。

しかし、なんで結構綺麗そうなSpiderを代車にするのかという擬問がお有りかと思います。

そうなんです、川崎さん!

よくぞ聞いてくれました。(誰も聞いてない?w)

それなりに理由はあるぜよ。(←新キャラ


Drが断腸の思いでこの優良在庫Spiderを代車にしたのは理由がありました。


*電動トップ故障

*修復歴有り

この年式のウリは電動トップなんですがこれが故障していると大幅に商品価値が下がると言えますw。

もちろんそんなもの修理したら済むことなんですがパーツが少々お高いのです

電動の心臓部である油圧シリンダーが崩御してオイル漏れしていますw。


しかし・・



ちゃんとオープンになりまっせ~!


そうなんです、川崎さんw。

電動と言えどもエマージェンシー機構もあり手動であればジェンジェンw問題なく開閉は出来ます。

電動トップなら壊れるけど手動なら壊れましぇ~ん!←支離滅裂かも

修復歴はあってもなんの問題なくちゃんと走りますからその分お安く売ればノープロブレムです。



結構綺麗なインテリアじゃあ~りませんか!


レッドスタイルのインテリアは誇張無く結構綺麗です。

外装も本当は少々難があったのですがDrがリファインしましたので結構綺麗です。

これで電動トップが正常であればバーゲンプライスで販売する目論見でした。

とりナマズw原価的にはお安くGetしたSpiderです。

折からの代車不足ということもあり一時的になるかもしれませんが代車にします。

乗ってみたい方はお申し込み下さい。

メカはとても好調でノープロブレムです。

もし借りてから気に入ってそのままのお持ち帰りもアリですから(笑)。

(お安く売りまっせ~











コメント (2)
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