今日は定休日で休みでしたが1日中雨でした。
健康な体でも気が滅入りますね。
2階からの風景。稲には雨が必要だけれど・・
雨の日になると体調が悪くなるという方は、自律神経がうまく働いていないのかもしれません。
素人なのであまりうかつなことは言えませんが、Drもかつてそういう時期がありました。
世の中はストレス社会?
それは突然Drの体を襲いました。
大雨の高速道路でクルマのワイパーの調子が悪く、今ワイパーが故障して止まったら
エライことになるという不安を抱えながらの運転中になったらしいです。
何とかして高速から降りたのでしょう。しばらくクルマで休んでいたらしいですが、
通りすがりの人に救急車を呼びましょうかと声を掛けられるくらい体に異変が生じたとか。
それから病院を転々としますが、どの病院も異常はありません、悪いところは
見当たりませんという診断結果で、それがまた不安を煽って体調悪化に拍車をかけたようです。
会社もやめ外出もままならず、クルマの運転も怖くてできない日々が続きました。
外を歩くと、道路が歪んだ感じで浮遊感もあると言っていたことが印象的でいまでも覚えています。
外見からは全く病気には見えません。久々に実家に帰ると、母親はDrに対する不平を漏らし
会社もやめ1日中ゴロゴロしていると・・
母親はDrの病気を理解できていなかったようです。
そんな状態から、Y先生との出会いがDrを救いました。まさにY先生が最後の砦でした。
Y先生はすでに現役を引退されていましたが、少年刑務所の所長を務められ主に少年の
メンタル面でのケアの専門家で、NHKにも出演されたことがある方でした。
Y先生のDrに対する診断は、”自律神経失調症”でした。
特にDrの発症は、長年少しずつ蓄積されたものが大きな柱が崩れるように現れたとか・・
主な治療法は、カウンセリングと自立訓練法でした。
長い間Y先生の元へ通っていたと思います。体以外の商売のことなどについても相談していたようです。
Y先生は、そういったことにも長けた実に多才な人でした。
Dr曰く『Y先生は恩人』で、『Y先生に出会わなければ、人生終わっていた。』と、事あるごとに言っていました。
Drのアルバムより、コメントはDrの直筆です。29~30歳でしょう。
S自動車さん(今は廃業)での撮影。現ホリイトレーディング創業前のサラリーマン時代です。
よく仕事中にこちらに顔を出していたという証言もあり、どうみても仕事サボっていますね(苦笑)。
しかし大胆な行動に見えますが、心のなかでは小さなストレスを抱えていたのかもしれません。
実は残念なことに、Y先生も4年ほど前に亡くなりました。
今頃、Drは恩人であるY先生と天国で談笑していることでしょう。
あとがき
実はワタクシも自立訓練法をY先生に教わりました。対人したときの緊張感が緩和されたことを経験しています。
もしブログ読者の中で、自律神経の乱れが原因で体調を崩される方がいらっしゃいましたら参考にしてください。
薬などに頼らず自己の力で治せるところが良いと思いません?