家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

初仕事

2007-01-03 11:52:59 | Weblog
今年の初仕事は隣保に夫婦で住んでいるお年寄りの介護であった。

介護といっても、ただ車に乗せて病院に送って行っただけだが。

旦那さんが人工透析をしていて、いつもは病院から迎えのバスが来るのだが正月スケジュールで今日は来ない。

だからタクシー代わりをした。

送っていく間、私は父を15年間人工透析の送り迎えをしていたことを妻も父親を介護していたときのことを、あれこれ思い出していたようだ。

「何かあったら、いつでも言ってね」と、この夫婦に言っているのだが実際には私たちがやってあげられることは少ない。

具合が悪くなれば救急車を呼べばよいし日常生活で困っていることは無さそうだし。

「そう言ってくれるだけでありがたいのだよ」と言っては建前現場で蒔く餅を拾って届けてくれたりしていた。

ちょうどこの時期に私にタクシー代わりを頼むことで、その夫婦自体が安堵しているのかもしれない。