家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

スポング コーヒーミル

2007-01-16 08:36:19 | Weblog
骨董市でコーヒーミルを見つけた。

我が家で使用しているのと同じ物だ。

挽かれて粉になったコーヒーを受ける皿はなかった。

汚れていて一見不潔そうに見えた。

だが私の見たところ、この汚れは油だから容易に落ちると判断した。

妻が値段を聞くと1500円のところを1200円にすると言う。

帰宅して、よく見てみると、どうやら新品で壁に掛けられていた物のようだった。

上から油の粒子が落ち、それに埃が付着しているみたいだ。

たぶん喫茶店の壁に長い間取り付けられたまま放置されていた物であろう。

洗ってみると取れるわ取れるわ汚れがみるみる落ちてほぼ新品のようになった。

今使用中の物のとなりに取り付けてみた。ハンドルの色だけが違っている。

赤いハンドルもいいものだ。


我が家では、まな板で何かを切るトントントンという音ではなくガリガリガリとコーヒー豆を挽く音が母親の朝のご飯仕度の音だ。

もう30年以上も続いている。