家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

枯葉集め

2015-12-09 08:14:36 | Weblog
秋から初冬になるにつれて枯葉がたくさん落ちてくるようになった。

枯葉は最終的には袋に入れて欲しい人にあげる。

春野の同じ集落で2軒ほど予約を受けている。

最後の袋詰めの工程は二人でやったほうが効率がよい。

まずは一人で枯葉集めをする。

エンジンブロアーを使って吹き集める。

エンジンブロアーはエンジンが掛かっていれば、もうすでに空気を吐き出している。

だからエンジンの掛かったエンジンブロアーを持ち歩くだけで枯葉がアッチコッチ舞い回る。

集めるには少しコツが要るようだ。

移動するときには吹き出し口を上に向けるか、まったく関係ない方に向けておく必要がある。

でもイザ吹き出し始めると、どうしても一部は別の方向に吹き飛ばされてしまう。

まあ大ざっぱにかき集める機械だから。

元藤棚の在った下がレンガの敷地になっているので、そこに集めることにした。

エンジンブロアーのトリガーを引くとエンジンの回転数が上がり空気が強く吐き出される。

すると枯葉は近くから遠くに吹き飛ぶ。

ブアーッと飛び上がり、パラパラッと落ちてくる。

それを繰り返しながら徐々に決めた場所に集める。

あまり強くアクセルを引くとエンジンの吸い込みでズボンが吸い寄せられることがある。

さて妻の手助けを得て袋詰する。

ここは原始的にホウキと大きめのチリトリを使う。

集めておいた枯葉に雨が当たったものだから上辺と違い中程は濡れている。

柿の葉は大きくケヤキの葉は小さい。

黄色から茶色、赤いものもある。

これが栄養となって次の植物が育つと思うと無駄なものはないなと感じる。

90リットルの袋に10つまり900リットルの枯葉が集まった。

これは近所の予約を受けた家に車で配達した。

これが我が家の第一段階。

このあと一番多くの枯葉を落とすコナラの落葉が始まる。

ハラハラと空から降ってくる様は良いものだ。

だが集めても集めても降ってくるので少し滅入る。