家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

最新のメルセデス

2015-12-18 07:45:29 | Weblog
最新型のメルセデスに乗せてもらった。

デモカーではなく友人が購入したのだ。

もともと彼はメルセデスのSクラスという大きな型に乗っていた。

今回は、それのハイブリッドだ。

乗り心地が良いのは前の車も同じ。

だいたい前の車の時に「最高だな」と感じたのに、それ以上の車があるなんて考えられなかった。

今回は、やはりさらにすごいことになっていた。

カーブを曲がるとシートが「グーッ」と私の体をサポートしてくれる。

室内全体がきれいな色で包まれていて、その色はワンタッチで変えられるし色によって雰囲気が変わることで運転する気持ちも変わるんだろうなと考えさせられた。

彼は品のある落ち着いた青にしてあった。

車を止めてから運転席に座らせてもらった。

フロントガラスに運転者だけが分かるように文字が浮かんでいた。

「これならわざわざ眼をカーナビに移さなくてもいいよな」

私はカーナビの他タブレットPCで地図を出して参考にしている。

それらは便利なのだが、いかんせん眼を前方から話す瞬間が、どうしてもある。

私が見たときには止まっていたので時速表示は「0」方位は「北」「地図にない道路です」と出ていた。

この大きさの、この重さの車だが電池で走れば燃料代が安くできる。

でもこの車を買うことのできる人は燃費のことなど問題ではないであろう。

排気ガスを抑えるということを第一に考えているのかもしれない。

私には問題は価格だと大いに感じられた。

少し前に蒲郡に行ったときJR駅から歩ける距離で海に至近の建売住宅が1900万円で売られていた。

このメルセデスの価格は、それ以上なのだ。

一家で暮らせる土地付き住宅より高い車という思いになってしまう。

車の中を汚さないように足に力を入れて小さくなっていた。

下ろしてもらったとき正直ホッとした。