家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

カミキリムシの産卵

2017-07-22 13:41:05 | Weblog
コナラ林を歩いていた。

一部切り倒してシイタケのホダ木として売却したため明るく広くなった。

その分草の生え方がすごくなった。

異変に気がついた。

コナラの根から少し上の位置に丸い跡が付いている。

跡は、まるでスプーンでコナラの皮を剥いだようになっている。

そして、その跡が同じ高さで木を一周している。

その跡を観察してみると針でつついたような小さな穴が空けられている。

シロスジカミキリの産卵跡であった。

道路近くであったり、栄養の行き届いた立派な木に付いている。

約8本が、その跡を残していた。

カミキリムシの幼虫を駆除するためのスプレーを持参しカメラを持ち度の強い老眼鏡を持って、もう一度コナラ林に行った。

穴にスプレーして回ったことは言うまでもないのだが、それ以外にも気づいたことがあった。

コナラの木の下にオガクズが落ちている。

これは木の中に木を食っている幼虫がいるということだ。

近づいてみると皮に、やはり小さな穴が空いている。

そこにもスプレーした。

オガクズをどけてみたらカミキリムシの成虫が出てきた。

すかさず現行犯逮捕し写真撮影の後処刑した。

キイロミヤマカミキリらしい。

また別の木の下のオガクズをどけてみると何かの幼虫が出てきたが、すぐに地中に潜り込んでしまった。

悔し紛れに幼虫駆除スプレーを吹いてみたら下から地上に上がってきた。

すかさず写真を取った後殺処分した。

そうこうしている間に「ブーン」という音がして見上げてみるとオオスズメバチの女王蜂だった。

残念ながら今日はハチ用のスプレーは持っていなかった。

「これでも喰らえ」と幼虫駆除スプレーを吹いてみた。

このスプレーは直線的に射出するだけでなく上下についた穴からも射出されるので3方向に液体が飛び散る。

だがこれがハチに効く訳もなくムザムザ取り逃がしてしまった。

TVでは最近外来種が新たな敵として入り込んでいることを報道する。

今日の行動が何勝何敗なのかは分からないが、これからも続く戦いであることは確かだ。