家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

ミツバチが活発に

2018-05-10 19:50:43 | Weblog
キンリョウヘンというランの花にはミツバチを惹きつける魔力がある。

それが丁度ミツバチの分蜂の時期とマッチすると元の巣から離れるミツバチをこちらの巣に誘うこととなる。

自宅に置いてあったキンリョウヘンが咲き始めてしまった。

少し早すぎるとは思ったが咲き始めた花を止めることはできない。

しかたなく第三ミツバチ箱の横に設置しておいた。

以前は経験から言って、あと10日ほど遅く分蜂が起きていたように思う。

だから、そのころにはキンリョウヘンは枯れてしまっているのだろうなと思っていた。

ところがキンリョウヘンの咲くのも早いが分蜂も早まったらしい。

気がついたら第三ミツバチ箱にミツバチが入っていた。

少し観察していると脚に花粉をつけて巣に入っていくミツバチもいる。

ということは、既に箱の中に巣を作り始めているのかもしれない。

じゃあ、このキンリョウヘンは外して別のミツバチ箱に置いてみようと思った。

針金を外してキンリョウヘンを別の巣箱に持っていった。

すると、その移動するキンリョウヘンにミツバチも3匹4匹付いてきてしまう。

これはまずいな、と感じてキンリョウヘンは元に戻した。

そして来る途中の道の駅に売っていたキンリョウヘンを急遽買いに走った。

別のキンリョウヘンを2鉢購入して一つは第四ミツバチ箱に設置した。

すると待っていたかのように、そのキンリョウヘンにミツバチが群がり始めた。

ひょっとしたら、彼らは定着してくれるかも知れない。

第一ミツバチ箱は一昨年から定着していて第三ミツバチ箱にも定着したようだ。

そして第四ミツバチ箱は可能性が大きい。

第二ミツバチ箱は去年ハチミツを採った巣箱だ。

採蜜の失敗で巣からミツバチが出て行ってしまった経緯がある。

今年はどうなることか。

第三ミツバチ箱が外から覗けるようになっていたことを思い出した。

そっとフタを外してみた。

驚くことに、もう天井から巣が垂れ下がっている。

それを見た妻が、今度は第四ミツバチ箱の定着が気になり始めて、ずーっと観察している。

「そんなに気にしていても意味ないよ。居なくなる時にはスーッと居なくなるから」と言うのだが「可愛いじゃない」と言って巣のそばに立ったままでいる。

まあそれも楽しみの一つだから充分に楽しめばいい。

と、ここまではその時点での真実。

今現在の真実は第二ミツバチ箱と第四ミツバチ箱にはミツバチは入っていない。