家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

ヌタ場のイモリ

2018-06-13 08:24:35 | Weblog
妻に見せたい場所を数箇所巡った。

まずはイノシシの落とした石。

石というより、もう岩と言っていいほどの大きさだ。

私一人の力では、とうてい持ち上がらない。

水路の上の石垣の石を水路の中に落としてあった。

石垣の中にある食べ物を食べたかったのだろう。

木の根や筍類またはミミズなど。

この石を、どうしたらいいのか見当もつかない。

次にフタリシズカ。

先日見つけたので、その場所を教えた。

杉林の中にあり、ほとんど陽の当たらない場所だ。

坂になっているため朝日は当たるのかな。

花は既に咲き終わり種が付いている。

フタリシズカは10株ほどあり近くに固まっている。

株分けしようと考えたが今年は、そのままにしておくことに決めた。

ここまで来れば見られるから。

またいつ気が変わるかは分からないが。

ついでに同じ道を帰るよりはと思ってフタリシズカの上にあるヌタ場に行った。

今日はケモノが入らなかったようで水は澄んでいた。

よく見ればイモリが3匹ジッとして沈んでいた。

持ち上げてお腹を見せてもらった。

きれいな朱赤だ。

どうしてこの色でなくてはいけないかという疑問が湧く。

その後ケモノ道を使って家まで戻った。

家に戻ってからサンショウの実を採ることを思い出し再び坂を下る。

スパイク付きの地下足袋を脱ぐ前でよかった。

2箇所のサンショウの木から採った。

いつも採れていたサンショウの木には今年は全く実が成っていない。

こういう現象には慣れた。

いつも同じということは、ほぼありえない。

いろいろな物や現象を目の当たりにして多彩な自然の一面を見る。

ただこれは日中のことであって夜のことは全く知らない。

こちらのほうが奥が深そうな気がする。