家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

刈り払い機修理

2018-06-21 08:13:14 | Weblog
草刈をしている最中に先端あたりから「カラカラ」という音が聞こえ始めた。

なんだろうと思っているうちに「ブイーン」とエンジンだけが空回りするようになった。

すぐにエンジンを止めて、たぶん先端のグリスが切れたのであろうとグリスアップした。

再びエンジンをかけてアクセルを開いてみると初めは回転していたチップソーが回転をやめ、その代わりエンジンだけが吹き上がった。

先端を外してみたが別に壊れているようには見えない。

我が家には全く同じ刈り払い機が、もう一機ある。

そちらの先端を外してみた。

「なに!」愕然とした。

本体であるパイプから出ているシャフトの長さが違う。

約6ミリも短い。

たぶんカラカラという異音を出し始めた時がシャフト先端の金属が削り取れてしまった瞬間なのだろうと結論した。

農機具に詳しい知人二人に意見を聞いた。

「修理に出すと、とにかく1万円はかかる。部品代がプラスされるから結構な金額になっちゃうよ。だから新品を買ったほうがいいよ」と言うのは農機具屋に勤めていた人物。

「解体屋で壊れた刈り払い機を1000円で買って、そのシャフトを使えばいいじゃん」と言うのは修理好きで自分でも何台かの刈り払い機を所有している人物。

同じ人物からしばらくして電話が入った。

「パイプを切り詰めればいいよ」というものだった。

実は私もそう考えていたので早速実行してみた。

壊れた刈り払い機の先端パイプを6ミリ削り取る。

先端が回ってしまわない為の穴を空けて、それぞれ切れた金属のバリをヤスリで整える。

元に戻すように慎重に組む。

エンジンをかけてみるとチップソーが回った。

回転数を上げたり落としたり。

その都度チップソーは着いてくる。

「よし。治った」

これからは、まめにグリスアップしようと反省した。

ただし今回の出来事はグリスが足りなくて起こった事かどうかは分からない。