家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

煙突掃除用ブラシの柄

2020-11-14 10:51:24 | Weblog
10月末に煙突掃除をした。
煙突掃除用ブラシは竹の棒にタイラップを2本利用して括りつけてあった。
煙突内のススを取るためにブラシをゴシゴシ前後させたりグリグリ回したりする。
室内で作業するためにはブラシの柄は短いほうが便利だ。
室内から外に向けて突き出している煙突は150センチ程度なので長い柄を持ち込むと室内を汚してしまいそうなのだ。
ところが、外の煙突は3メートルを超えるので、それだけの長さが欲しい。
そして今回の煙突掃除を終えてみるとブラシが竹の棒から外れかけていた。
煙突の中にブラシを忘れてきたら大変だ。
長さの調整と柄からブラシが外れないようにするという二点から分解式の柄が欲しい、となった。
これは専門店から売り出されている。
確か2000円台くらいだったと記憶している。
だがもっと安価にできないか、と考えた。
ブラシはM10のボルトが付いていて、それを柄にネジて留める式になっている。
100均で探すと、おあつらえ向きの物を見つけた。
連結支柱という園芸用の緑色の支柱だ。
これを2組購入した。
これで、200円で90センチから3メートル60センチまで対応できる。
問題は、この支柱の先端にM10のナットをどのように取り付けるかだ。
M10のナットを購入してみると支柱の柄と同じくらいの太さだ。
もう一度ホームセンターに行き何とか使えそうなものを探す。
結局コンクリートに打ち込んで使う特殊なナットを使ってみることにした。
コンクリートに打ち込むと最下部についている部品がナットを広げてコンクリートに定着させるのだが、今回は不必要なので取り外した。
支柱の先端はプラスチック製なのでドリルで容易に穴を空けることができた。
空けてはナットを当てて比べ再び空けるという作業を繰り返した。
ほぼ思い通りの穴径になったところでナットを打ち込む。
うまい具合に打ち込めて遊びはない。
ブラシをねじ込んでみるとバッチリだ。
試してみるのは、相当先になるが良いはずだ。
使いやすくて十分な強度また片付けやすく、てそして何より安価だ。
久しぶりに満足のいく作業ができた。