家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

道路で見つけた

2019-09-30 19:44:23 | Weblog
春野の道路を歩いていて出くわした。

9月の初めころ。

我が家から道路に落ちたヤマボウシの実にゾウムシが取り付いていた。

ゾウムシの細かな種類は分からない。

これが巨大なら恐竜かなと思うだろうな。

アリと一緒にたぶんヤマボウシを食していたのだと思う。

以前からヤマボウシの実は、いろいろな生き物のエサとなっている。

ジャノメチョウ ムカデ ハチ各種 私 などだ。

私の場合ヤマボウシ酒も作った。

Y爺さんの飼っている柴犬も食べていることを爺さんから聞いた。

甘くて美味しいからね。

ゾウムシが食べている姿は見ていない。

9月末。

ヘビかなと思って近寄ってみるとヘビには違いないがヘビは死んでいる。

20センチほどの死んだ小さなヘビをアリが運んでいるのだった。

15匹くらいの数のアリが、アリにしてみればかなり大きなヘビを運んでいる。

アリたちがヘビを殺したわけではないと思う。

ヘビにはオートバイにでも轢かれたかなと思われる痕跡がある。

腹が破裂しているのだ。

大事なエサを巣に運ぼうと一所懸命だ。

現場監督の指図で全体が動いているようでもない。

だが皆確実に同じ方向に動いていく。

てんでばらばらの方向に各々が引っ張ったらギクシャクするはずなのに滑らかに移動している。

私は作業があったので、その場を離れた。

しかし考えてみればコンクリートの壁方向に移動しているのだ。

2時間半ほど後になって現場に行ってみると当然のようにアリもヘビもいない。

もしかしたら1メートル20センチほどの高さのコンクリート壁をヘビを運び上げるアリたちの姿が見られたかもしれない。

里山は歩いているだけで興味深いものにぶつかることがある。

ただし、もう少し考えて観察すれば、もっと興味深いものが見られるかもしれない。



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