家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

またアウトレットだ

2019-07-20 16:29:48 | Weblog
またアウトレットで孫たちと待ち合わせた。

昼時なので寿司屋の席をとりに行った。

空いている。誰も待っていない。

「何名様ですか」という質問に「4.1」と答えて「四人と子供です」と解説した。

息子から連絡が来たから外に出て分かりやすい場所で待っていた。

ベビーカーを押している息子の姿が見えた。

「ここだぞー」と手を振る。

すると後ろを歩いていた孫が息子を追い抜いて走ってきた。

「かみのけチョキチョキしたの」と言って話し始めた。

テーブル席に案内してもらった。

4.1の、この0.1が食うこと。

食後はお待ちかねの遊びだ。

園内の遊園地に行く。

私が孫を見ていると私に熱い視線を送ってくる子供が多い。

孫の姿を見ていて「おおー」とか「すごいねー」とか言っていると自分も言ってもらいたいのだと気がついた。

じゃあ親は、どうしているの、と周りを見回すと座ってスマホを見ている。

時おり顔を上げて我が子を見る、を繰り返している。

一定時間を過ぎると妻が孫を呼んで水を飲ませる。

そして再び一所懸命に遊ぶ。

何も遊具がなくったって遊べる。

植え込みの周りでかくれんぼをした。

植え込みに姿を隠すだけで孫は大喜びで私を探す。

不意を突いて脅かしてやると奇声をあげて喜んだ。

走っている時に転んで、オデコを打ち泣いていた。

私が近づき「こっちに来てみな。さっきこのあたりにハチがいたんだよ」というと泣くよりは好奇心が勝ち一緒にハチを探した。

一旦休憩でベンチに座っているとき私が大きな音でオナラをした。

妻が「だれ?ふみくん?」と聞くと無言で私を指さした。

たぶん私に気を使って「おじいちゃん」とばらさなかったのだろう。

親の買い物が終わると、そろそろ帰りの時間。

散々走り回り大声で笑い叫んだので電池切れ寸前。

車に戻りお土産を交換して別れた。

孫は車に乗った、その瞬間に眠りに就いたと連絡が来た。

私は、いつものように帰路も一般道で抜け道を探したりして楽しんだ。

満足した。

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