家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

屋上温水器撤去

2008-08-05 10:39:34 | Weblog
今年の1月に使用を停めた温水器を撤去した。

自分で数日かけて解体工事をした。

ビスは錆び付いていて電ドルが効かない物が多い。

抜けないビスは頭をグラインダーで削り落とした。

わりあい簡単に処理は進んだ。

180センチ以上もあるタンクはとても重くて、これを下ろすにはクレーンが必要だ。

しかしクレーンを頼むとお金がかかる。

これも解体することにした。

グラインダーに切断用の砥石を装着して切った。

砥石はギャイーンという悲鳴のような音と共に鉄の表面に筋を描き続いて深く切り込み、やがてズボッと鉄と砥石の感触がなくなり鉄を切り裂いたことを知る。

火花が飛び散る。この火花を浴びないような角度でしか作業は出来ない。

何時間も火花を見続けていたので、もう花火は見なくてもいいなと感じた。

タンクが切れる際に鉄粉を出すが砥石もかなり削られるのだった。

タンクの円周を切り開くのに3枚の先端砥石の交換が必要だった。

タンクは4分割された。

これで全て手で下ろせる重量になった。

昨日友人が手伝ってくれた。

力持ちの上に各種の技(免許)を持ち軽トラも持っている頼れる人物だ。

一つ一つ階段を下ろすのかと思いきや屋上から直接ロープで軽トラに積んでしまうというのだった。

あれよあれよと言う間にスルスルとロープ掛けをし壁面を傷つけないようにシートを巻く。

私が手伝ったのは彼の下ろすロープを彼の後で持っていただけだった。

彼は注意事項が常に頭に入っていて決して急がず安全に留意する。

とても円滑に作業が終わった。

温水器の無くなった屋上は元々無かったかのようだ。

色の違う塗料の跡だけが、かろうじて温水器の在ったことを示していた。

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