玄関の西側に植えてあるツルウメモドキのツルに実が付いている。
実が付いたことは少し前から気付いていた。
緑色の実が今では黄色を帯びた茶色の実になっている。
もう少しするとこれがパカッと割れて赤の小さな実が現れる。
するとヒヨドリたちが現れて「キャーキャー」と言いながら全て平らげていく。
この木も実はそうした植物と鳥の連携で生えてきたものだ。
というより植物の描いた計画の上に鳥が手助けして生えてきた。
両者がウインウインの関係で見事にお互いの生存に役立っている。
で、この木は雌雄別株の雄の木だと承知していた。
夏に撮った写真におしべが写っているから確かだ。
花は咲くが実は付けないものと考えていた。
ところが実が成っているのに気づいてから「これは変だな」と思い始め経過観察をしていくことにした。
雄の木にめしべが付いていたということだが、それは確認していない。
雌の木におしべが付いていたのかもしれない。
おしべもめしべも付いていたのなら自分の花粉で実ができたのかもしれない。
3年ほど前から雌雄別株は知っていたし、このツルウメモドキが雄の木だと思っていたし実が成った事実も知っていた。
だが今年は、ちゃんと観察することにした。
人間界ではLGBTQという言葉で表現されるが植物界ではどういう位置付けになるのだろう。
まぁ表現はどうであろうと丈夫できれいな花や実をつけてくれれば、それでいいのだが。
来年はおしべとめしべの両方を観察しようと思う。
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