家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

久々のモーガン

2020-05-30 09:05:41 | Weblog
「不要不急の外出は控える」ご時世ではモーガンに乗ること自体で人の目を感じる。

緊急事態宣言が解除になったから正々堂々と乗ることにした。

といっても行き先は特に決めていないので、いつもの山道2時間コースを走っていた。

飛ばさず、だがもちろんゆっくりではない。

ちょうど1時間ほど経過して新東名高速道路引佐ICの信号で止まり再び走り出すと突然「グッグッグッゴーッ」と止まりかけては急加速を繰り返した。

信号を左折すると車の通りもなく静かな広い通りだ。

そこに一旦止まってアクセルペダルを浅く深く踏み込んでみた。

エンジンの吹き上がりは普通だった。

じゃあ続行だ、と走り始めると再び「グッグッグッゴーッ」だ。

「これはまずい」とUターンした。

高速道路じゃ危ないから下道でゆっくり帰宅することにした。

比較的安定して走り始めた。

ところが上り坂で、まさかのガス欠症状がでた。

登りきる手前で「ストン」とエンジンが止まった。

惰性で走るも頂上には届かず停止した。

ハザードランプを点滅させて車から降りて車屋さんに電話した。

車屋さんはすぐに「レッカーで向かいます」と言ってくれた。

道路は車の数は多いが充分な広さがあって皆安全に追い越していく。

レッカーを待つ間にもう一度エンジンをかけてみると「掛かった」。

「ブスブス」言いながらもなんとか坂を登りきり道路脇の広い場所に止めることができた。

そこなら、もうハザードランプは必要なく、まるで誰かと待ち合わせしているかのように見えた。

確かに待ち合わせなのだがレッカー車と。

2009年に恵那山トンネルの真ん中で止まったことを思い出した。

あの時には走っている他の人たちに事故を誘発させてしまわないか気が気ではなかった。

今回は、それは無いから安心だ。

車屋さんがレッカーで現れると「助かった」と感じた。

原因はフュエルポンプの不調だ。

2004年に交換して以来のことだ。

修理屋さんで私のモーガンは調子良いそうだがフュエルポンプは交換してもらった。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿