家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

菌打ち

2012-01-15 09:08:26 | Weblog
昨年末切り倒しておいたコナラをシイタケのホダ木として立派な商品価値のある木とした。

またもY爺さんの手助けで始まった。

といっても私が現地に到着したときには作業は始まっていた。

まずはコナラを110センチに切りそろえた。

枝をはらい細い幹は除く。

といっても1000個単位で売っているシイタケ菌なので、少しくらい細くても使えそうな物は使う。

だいたい目測で「これで1000個に少し足りないくらいかな」というところでY爺さんは帰っていった。

切ったその日の内に菌を購入した。

「森式のなんだっけ?」というと「肉丸ですか?」と店員。

Y爺さんから聞いたときにケータイにメモしたはずなのに店に来たら書いてなかった。

「ほとんどの人がそれです」と言われて、うろ覚えのシイタケ菌を購入することができた。

シイタケ菌1000個とナメコ300個。

ばら売りは少し値段が上がる。

翌日は妻と春野に。

シイタケ用のホダ木に穴あけをする。

Y爺さんから聞いていた通り縦間隔と横間隔を適度に揃えた。

午前中一杯で穴あけ終了。

午後早々から菌打ちを始めた。

木製のビンのフタのようなテーパーになった物(駒)を空けた穴に入れて木槌で打ち込む。

この駒に菌が充満させてあるらしい。

少しヌルッとしていて湿り気がある。

左手で駒を複数掴んで打つ。

斜面での作業だし地面に置かれた木に直接打つので座り込んで作業した。

日は、かげり川面から吹き上げる風が冷たい。

孤独で地道な作業を続ける。

いつまで経っても帰ってこない夫を妻が見に来た。

「手伝おうか?」

「おう。じゃナメコ打ってくれ」と言って駒の入った袋と木槌を渡した。

妻はもらってあった街路樹の桜の木に打ち始めた。

コナラ林の中に2本の木槌の音が木霊すようになった。

妻は200個終了したが私は、まだ終わらない。

100個ほど余りそうなので既に打ち終えた木に更に穴あけして打ち込んだ。

打ち終えたホダ木を集めて枯れ木で覆った。

これはY爺さんのやり方らしい。

自然に菌が増殖するように自然と同じ形で寝かすらしい。

余ったナメコ100個も翌日こちらはY爺さんからもらった栗の木に打った。

今度は作業台の上で打ったので楽に短時間で終了した。

今年の9月まで寝かせておくという。

シイタケ農家作業の主なところは完了した。



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2 コメント

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Unknown (山水)
2012-01-15 09:30:43
2年ぐらいで収穫ですかね
そのときは道の駅か産業祭で販売ですね
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山水様 (無職無収)
2012-01-16 06:50:25
販売ですか。たぶん身内で食べて終了になるかと思います。もしくは鹿とサルの食事。
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