家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

小出隆司氏講演会

2010-02-22 09:05:36 | Weblog
いつも吹き矢で利用させてもらっている磐田市ふれあい会館で講演会があった。

講師を見ると小出隆司氏となっている。

即座に出席を決めた。

小出氏は私の高校の同級生なのだ。

静岡県手をつなぐ育成会会長    静岡県人権会議委員   

彼には自閉症の娘さんがあり、その関係でこの世界とのつながりを持ったという。

講演を聞く前から彼が適任であると確信を持っていた。

それは私たちが高校生の時に遡る。

彼は野球部で昼休みにグランド整備があるため2時間目か3時間目が終わると弁当を食う。

通称「早弁」である。

それを私が少し食べさせてもらっていた。

母が忙しいという理由で弁当を作る余裕が無く私は弁当に憧れに近い感情を持っていた。

小出君は別のクラスになった私に快くつまみ食いを許してくれていた。

今でもそのシーンは鮮やかに私の記憶に残っている。

たかが弁当だが、そのおかげでという気持ちが私の中にある。

彼が人権に関するリーダーとして適任だと思ったのは彼の「受け入れるやさしさ」を身を持って知っている私にすれば当然のことであった。

講演では彼の実際に起こった体験を元にゆったりと数字を交えて話してくれた。

試行錯誤の毎日を語る彼は落ち着いている。

悲痛は既に通り越しているから涙無く聞くことができる。

だがやはり経験を語るから説得力がある。

医療の問題   家庭の問題   学校の問題   地域の問題

今の世の中問題は山積みであることが分かる。

だが彼の使った印象的な言葉でもある「希望」というものの大切さ感じた。

希望という言葉の大きさやしぶとさが実感できた。

やさしくしたたかに希望を持とうと思う。


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2 コメント

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Unknown (山水)
2010-02-23 20:14:02
同じ釜の飯を食った仲ですか 素晴らしい朋友でね
 
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山水様 (無職無収)
2010-02-24 08:05:48
正しくは私が勝手に彼の釜の飯つまみ食いした。笑
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