家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

マムシ君

2007-06-30 09:41:00 | Weblog
畑の石垣にマムシ君が住んでいる。

怖くて畑仕事ができない。

自分で捕まえて別の場所に移動させられるようであれば怖いとは思わない。

何も危害を加えなければ襲ってくることはないとは知っている。

しかし音もなく近づいて来ているような気がしてしまうし畑仕事そのものが彼の機嫌を損ねたらと思うと、やはり怖い。


役場に行ってみた。

「ああマムシね」事も無げに言う。

「捕っていただくことはできますか?」と聞くと

「ああ。ワシでも捕れるけど。消防でやるんじゃないかな」と言って消防に連絡してくれた。


2人の若い消防隊員とその上司が現れた。

「これは役場の仕事だと思います。噛まれた後は我々が担当します」
ということだった。

「噛まれた後は、よろしくお願いします」と言っておいた。


「じゃあ森林組合に連絡してみるか」と役場職員。


「いや、けっこうです。自分で何とかしますので。お騒がせしました」と言って退散してきた。


役場がマムシ退治のために出かけていくことは無いそうだ。

だいたいがマムシを初めとして、いろいろな動物に慣れている人達なので、このような要望が役場に持ち込まれたことが無かったということだった。

たいていの場合地域にマムシを平気で捕れる人が居て、その人が処理してくれているのだという。

あとは放っておく。つまり共存する。

これがイチバンなのだけれど、他人が噛まれてしまうことを考えると私の責任で何とかしたいとも思う。

どうしたものやら。

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8 コメント

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Unknown (DOCです)
2007-06-30 12:37:51
蛇の駆除の業者がいます 以前草刈中に遭遇いたしました。よっぽど クサカリキで首をと思ったのですが、やめて正解でした。あっというまに マムシ2匹やまかかし1ぴきを捕まえて 蛇が好まない薬を、まいていただきました。ご自愛ください
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Unknown (nao)
2007-06-30 21:18:31
自宅の庭の石垣に12年来(世代交代かも)青大将がすんでいます。一年で3~4回見ますが、そのまま共存です、幼少の頃、在所に行くたびにおじいさんに一升瓶に入った大きな蝮酒をいつも見せられた記憶が・・・・
蝮ならたぶん捕まえて蝮酒を造ってたでしょう。
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Unknown (山水)
2007-06-30 21:24:09
戦いの始まりですね 蜂の巣なども消防署が取ってくれると思ってましたが 地域性ですか マムシも秋になりお腹に子を持つようになると食いつくので怖いそうです それと赤いものに飛びつくとか聞きました
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DOC様 (無職無収)
2007-07-01 09:25:54
売主に話したところ「マムシ好き」の人が来てくれるということになりました。
「マムシ好き」というのはマムシを食べ物と考えてのことです。
勿論捕るのも得意です。
私もカメラ持参で参加します。
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nao様 (無職無収)
2007-07-01 09:28:34
私の車庫には青大将が住み込みで居るようです。
私よりたくさんモーガンに乗っているかも。
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山水様 (無職無収)
2007-07-01 09:32:24
クモやカマキリなど苦手なものがたくさんあります。
先日はスズメバチが私の周りをグルグルと回りました。
共存でもあり戦いでもあります。
自己との闘いがいちばん大きいかな。
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Unknown (温故酒新堂)
2007-07-01 16:39:53
スリリングな春野事件簿をありがとうございます。

昔 夏休みに母の在所に行くと
ジイ様がマムシを取って開にしたものを
醤油漬けにした物を日に干していました。
これを食べるとオネショをしなくなるって言われて
食べさせられた記憶があります。
味はと言うと、臭みはなく魚の干物って感じ
がしました。
それからは確かにしなくなったので、あれが
効いたのかもしれません。


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温故酒新堂様 (無職無収)
2007-07-01 19:07:57
マムシ酒でも売りますか?
何にでも利くと聞いています。
心当たりのある人は買うと思います。
開運じゃなくて開眼とかいう名前で。
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