春野に向かう途中、山に煙のようなものが棚引いているのが見える。
雲でも霧でもなくスギ花粉だ。
家に到着して縁側を見ると黄色の粉末が万遍なく散りばめられている。
杉の枯葉で詰まった溝を掃除し道路に落ちた葉や枝をエンジンブロアーで吹き飛ばす。
ここでも風が黄色になって舞い回る。
いたるところスギ花粉で覆いつくされている。
大きな音でクシャミを連発し鼻水をすすり、目を擦りながら外で作業する。
庭にフキノトウが出現していた。
「そうだ。この季節だ」
妻と一緒にフキノトウを取りに山を歩いた。
「あら?すごいことになっている」先を歩く妻が叫んだ。
杉の倒木を見つけた。
うちの土地をはみ出し、よその土地にまで侵入し水路を越えて倒れている。
枝がないし根が少ないから、たぶん枯れていたのが風か何かの影響で倒れたのだろう。
よその土地に入り込んだ分だけ退けておいた。
セセラギに沿った小径で、まとまってフキノトウを20個ほど採取できた。
「あるある」と言いながら、そっと指で千切って袋に仕舞った。
イノシシまたは鹿の足跡がたくさんある。
彼らはフキノトウは食べないようだ。
山桜はまだ咲きそうもない。
鼻が詰まったまま帰路に着く。
40分ほど走ると鼻が7割通るようになる。
帰宅すると鼻は全面開通していた。
近くフキノトウの天ぷらが食べられる。
雲でも霧でもなくスギ花粉だ。
家に到着して縁側を見ると黄色の粉末が万遍なく散りばめられている。
杉の枯葉で詰まった溝を掃除し道路に落ちた葉や枝をエンジンブロアーで吹き飛ばす。
ここでも風が黄色になって舞い回る。
いたるところスギ花粉で覆いつくされている。
大きな音でクシャミを連発し鼻水をすすり、目を擦りながら外で作業する。
庭にフキノトウが出現していた。
「そうだ。この季節だ」
妻と一緒にフキノトウを取りに山を歩いた。
「あら?すごいことになっている」先を歩く妻が叫んだ。
杉の倒木を見つけた。
うちの土地をはみ出し、よその土地にまで侵入し水路を越えて倒れている。
枝がないし根が少ないから、たぶん枯れていたのが風か何かの影響で倒れたのだろう。
よその土地に入り込んだ分だけ退けておいた。
セセラギに沿った小径で、まとまってフキノトウを20個ほど採取できた。
「あるある」と言いながら、そっと指で千切って袋に仕舞った。
イノシシまたは鹿の足跡がたくさんある。
彼らはフキノトウは食べないようだ。
山桜はまだ咲きそうもない。
鼻が詰まったまま帰路に着く。
40分ほど走ると鼻が7割通るようになる。
帰宅すると鼻は全面開通していた。
近くフキノトウの天ぷらが食べられる。
苦労して採ったフキノトウ不味いわけがない