「こんにちわッ、テディちゃでス!
おめでとうゥ、のぶながさァ~んッ!」
「がるる!ぐっるーがーるるー!」(←訳:虎です!ハッピーバースデー!)
こんにちは、ネーさです。
今日5月12日は、織田信長公のお誕生日!
信長さん、489歳おめでとうございます♪
来年の大河ドラマでお会いできることを楽しみにしながら、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらのエッセイ作品を、どうぞ~♫
―― いのちの車窓から ――
著者は星野源(ほしの・げん)さん、
単行本は2017年に、
画像の文庫版は2022年1月に発行されました。
「おげんさんッ!」
「ぐるるるがるるるぐるるる!」(←訳:音楽家で文筆家で俳優さん!)
ええ、多才で知られる星野さん、
この御本では文筆家として
腕を揮っていますよ。
そして、
雑誌『ダ・ヴィンチ』にエッセイの連載を開始したのが
2014年12月号から、というところも
見逃せませんよね。
「うたにィ~どらまァにィ~」
「がるる!」(←訳:大忙し!)
当時、星野さんはNHKの大河ドラマ
『真田丸』に出演中。
それも、徳川秀忠という、
クセのある人物を演じておられました。
秀忠(ひでただ)さんは、
二代将軍として家康さんの後を継ぐ重要人物……
ではあるのですが、
周囲から期待されている優秀な兄がいたので、
まさか弟の自分が二代将軍になるとは、
いえ、徳川の家を背負うことになろうとは、
想像もしていなかったことでしょう。
関ケ原での決戦を前に、
信州の真田家に振り回され、
大遅刻をやらかして焦ったり、ひがんだりする
複雑でやや歪んだ性格――
そんな一筋縄ではゆかぬキャラクターを、
星野さんはがっちり演じ切りました。
そして、
当時、秀忠を演じる星野さんの
傍らにいたのは……。
「よりともォさんッ!」
「ぐるるぅるる!」(←訳:お兄ちゃんだ!)
真田信幸、つまり真田兄弟の
兄の方を演じたのは、
大泉洋(おおいずみ・よう)さん。
本文156ページには
ずばり『大泉洋』と題した一篇があります。
大泉さんと星野さんは、相性がいい、のでしょうね。
撮影の現場で仲良くお喋りし、
冗談を飛ばし合ったり。
星野さんは大泉さんを
“兄さん“と呼び、
“兄“である大泉さんは
進んで星野さんの世話を焼き……という具合です。
しかし。
2012年に星野さんが病に倒れた後、
約2年会える機会はなく、
しっかり会えたのは2015年の紅白歌合戦であった、
と星野さんは綴ります。
星野さんがステージで歌っているその時、
兄さんは審査員席にいました。
歌い終えた瞬間、
椅子から飛び上がり、
目をキラキラさせながら
全力で拍手をしてくれたのは……
大泉さん!
「むふふッ♫」
「がるるっ♪」
《僕はその光景を一生忘れないだろうと思った》
ええ、私たち読み手にも、見えます。
目に浮かぶようです。
大泉さんの、星野さんの、心からの笑顔が。
「ぼくたちもォ、はくしゅゥ!」
「ぐるる~る!」(←訳:送りま~す!)
そしてですね、えへん、
大泉さんのパートにも増して、
星野さんの笑顔――照れくさそうな笑顔が
目に浮かぶのは、
はいっ、本文174ページの、
『新垣結衣という人』。
「おおおッ?」
「がるるっ?」(←訳:あららっ?)
ここに何が描かれているのか、
私ネーさ、敢えて説明はいたしませんので、
星野さんのファンの方々も、
新垣さんのファンの方々も、
どうか御自分の目で確かめてくださいね。
また、巻末には
『文庫版あとがき』も掲載されていますので、
もう単行本を読んだわ~という御方も、
ぜひ、文庫版『いのちの車窓から』を
手に取ってみてくださいな♪
「おげんさァ~んッ!
またァ、たいがどらまにィでてくださァ~いィ!」
「ぐるるる!がるる~!」(←訳:LIFE!にもね~!)