巣箱で育雛中の シジュウカラ の様子を観察(&撮影)していると、シジュウカラの番(つがい)が ほぼ同時に餌を運んで来て、巣箱の屋根で鉢合せすることが何度かありました。
そんな時は「必ず」メスが小さく羽ばたいて、オスに先に巣箱の中に入りなさいとでも言うように合図する光景がありました。(↓)

<余計なことですが、(↑)は、オスの体の影が巣箱の屋根に丁度一杯になって写っており、写真的には(たまたまですが)上手く撮れた一枚だと思っております>
シジュウカラの雌雄の見分け方は、喉から下尾筒まで体下面の中央部を通る黒い線が細めなのがメスです。 (↑)では、右側のオスの黒い線が見えないので、この写真だけでは、左側がメスだとは区別できません。 ピントが甘かったので載せたくはなかったのですが、(↓)では右側が黒い線が太めのオスで、左側が黒い線が細めのメスだと判ると思います。

(↓)は巣箱の穴から首を出して、周囲を警戒確認しているメスです。 オスはこういうことを一度もしなかったのですが、メスは時々こういうことをしていました。 育雛中のメスは なかなかに慎重で注意深く、警戒心が強かったです。 以前に蛇(青大将)に巣を襲われて雛を食べられてしまったから(← と私め達が勝手に決めつけているだけですが…) でしょうか?

さて、出来るならば雛の巣立ちの時の様子を撮りたいのですが、巣箱で中が見えませんから、そもそも 雛が何羽いるのか? 生育状態は? いつ頃巣立ちそうなのか? 等々 全く判りませんので、九部九厘、巣立ちの時に出くわすことはないと思われます。
ですから、シジュウカラの次回の記事があるのか否か、私めにも判りませんです。
(画像をクリックすれば大きくなりますので、お試し下さい)
(追記) シジュウカラ(9)は(→ こちら)です。