今日は、コサメビタキ の親鳥が餌を雛(ヒナ)にやる様子を見て頂きます。
一番大きく口を開け高く口を持ち上げた雛に餌をやるのではなく、親鳥は雛に出来るだけ均等に餌をやろうとして、前にどの雛に餌をやったのか憶えていて、前とは違う雛に餌をやっているようでした。
また、一度餌をやろうと口の中まで餌を入れたけれど、何らかの理由でこの雛は空腹ではないと知ると、餌を雛の口から引き抜いて、別の空腹の雛に餌をやったりすることも多々ありました。
一般的に、雛は嘴で食物を噛み砕くことができないし、食物を飲み込む力も弱いので、親鳥は雛の口の奥深く、食道の途中にある食物の一時的貯蔵庫「そのう」まで 嘴で食物を押し込みます。 だから、「そのう」に食物が残っておれば未だ餌をやる必要はないと判断するのかも知れません。
とは言え、オスが餌を与えた後に来たメスが、同じ雛に餌を与えたという場合もありましたが…。
ではご覧ください。 解説はありません。







(↑)の 唾液が糸を引いた珍しい親子の姿 が撮れたので、この餌やりのシーンを選びました。
(画像をクリックすれば大きくなりますので、お試し下さい)
<追記> コサメビタキ(7)は(→ こちら)です。