年金暮し団塊世代のブログ

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二人の年金振込通知書 ~ 2013年6月振込

2013年06月13日 | 定年・再雇用・年金

明日H25年6月14日振込みの 私め宛&おっ家内宛の年金振込通知書(葉書)が 昨日12日にやっと日本年金機構から届きました。 二人宛共に通知書は6月6日付けですが、6日もかかるとは思えませんので、実際の発送日は6月10日くらいだったんでしょうね。

先ずは、いつもの通り、おっ家内宛の年金振込通知書から見て下さい。(↓)

(↑の大きい画像はありません)

おっ家内は、6月振込み分から 介護保険料が年金から天引き(特別徴収)されることになっておりました(→ こちら)ので、予定通り 9,800円の介護保険料が天引きされました。(↑)

次は、私めの年金振込通知書です。(↓)

(↑の大きい画像はありません)

金額的には 前回の4月振込みと変っておりませんが、なぜ源泉徴収所得税がゼロなのか? が実は判っておりませんので、どこかが むず痒いのです。

昨年(H24年)の収入に対する 今年(H25年)春の確定申告(→ こちら)では、課税所得99万9千円に対する税額は49,950円(→ 年金に対する所得税は、各種の控除をした後の課税所得の5%)ですが、先取りした源泉徴収税額が138,957円もあったので、89,007円を還付するという結果になっていました。

一方、企業年金の源泉徴収所得税額は84,350円でした(→ こちら)ので、最終税額49,950円を超えて先取り(源泉徴収)していた(→ その源泉徴収額さえも多過ぎる)ということになります。 よって厚生年金から源泉徴収する必要は無いということになります。(→ つまり、私めの年金額はそれだけ少ないということですわ!?)

更に、私めは今年1月に満65歳になりましたので、年金の所得控除額が、最低でも月額9万円から月額13.5万円に引上げられるので、益々年金から源泉徴収する理由がなくなってしまったということになります。

というこの説明は私めの推論に過ぎず、正しい解釈だと確認されたものではありませんので、そのつもりで聞いておいてください。(→ 「年金ダイヤル」で日本年金機構に問合せたら正確な所が判るのでしょうが、ある理由から、問合せを停めております)


ところで、(↑)の私め宛&おっ家内宛の年金振込通知書の両方ともに赤枠で囲った部分に「H25年12月振込み分から年金額が改定されるので、詳細は裏面を見て下さい」と書いてありますので、その裏面を見てください。(↓)

(↑の大きい画像はありません)

(↑)の下半分に書いてあることを もう少し具体的に書きますと、現在の年金支給額は、H12年度からH14年度の物価下落にもかかわらず、特例法でマイナスの物価スライドを行わず年金額を据え置いたので、本来の年金額より2.5%高い水準(→ 特例水準)で支払われ続けております。 その特例水準をH25年度からH27年度までの3年間で解消する法律が、昨年H24年11月に成立しました。 具体的には、H25年10月から▲1.0%、H26年4月から▲1.0%、H27年4月から▲0.5%、それぞれ年金額が引下げられます。 

お若い方々には無関係ですが、我々年金生活者は今年から3年間連続で年金の引下げが決まっている上に、消費税増税(H26年4月に8%、H27年10月に10%へ引上げ)が行われようとしていますから、ダブルパンチで効いてきますので、中々に厳しいものがあります。

特例水準を本来水準に戻すのだから しごく当然ではないか、と言われれば、その通りなので反論できなくなりますが、若い方々はアベノミクスで給料やボーナスが上がる可能性がありますが、アベノミクス対象外の年金生活者は年金が確実に下がる一方の近い将来に備えることもままならず、ただただ耐えるしかないのです。


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