コシアカツバメ (腰赤燕) は、名前の通り腰の赤茶色が最大の特徴で、比較的 西日本に多い夏鳥 です。 と書きながら、腰が赤いのが判る写真が、遠くて小さい(↓)しかないのが申し訳ないです。(涙)

コシアカ ツバメは、後頭部が赤く、体下面は淡い橙色で黒褐色の細い縦斑(じゅうはん)が多くあるのも特徴です。 (↓)は いずれも逆光なので、映りがあまり良くないです。


(↓)で、翼の内側と尾羽の黒い裏側が確認できます。

普通のツバメは縦壁面に椀型を半分にした形の巣を作りますが、コシアカ ツバメは、出入り口が細長い徳利型を半分にした形の巣を天井面(→ 軒下、橋の下面、など)に作ります。 このため「トックリツバメ」と呼ぶ地方もあるそうです。
(↓)がビル5階のベランダ奥の天井面に作ったコシアカ ツバメの巣です。

(↑)の巣は、(↓)の拡大画像ように左側の入り口部分が壊れ、右側の巣の本体部分の底が剥がれてぶら下がっている状態の古い巣で、恐らくスズメに 冬の間に壊されたものと思われます。

尚、大昔(2012年)に、鮮明なコシアカ ツバメの姿を載せておりますので、参照下さい。(→ こちら)