ちょっと古い話で申し訳ないのですが、2018年 東京・葛西臨海公園で越冬するクロツラヘラサギ (黒面箆鷺) の姿を見て頂いておりますが、昨年2019年春に、1羽の若鳥 が新参入しました。
クロツラヘラサギの幼鳥は、嘴の色が淡いピンク色、嘴に皺(しわ)状の模様がない、風切羽の先が黒色である、ことが特徴です。
上で「若鳥」と書きましたが、幼鳥が成鳥になる途中の段階が「若鳥」です。
(↑)では、風切羽の先端に黒色斑が残ってはいるが、嘴の色は成鳥と同じ黒色になり、嘴の皺模様も(浅いが)出来ていることが判ります(→ 画像をクリックすれば拡大画像が見えます)。 従って、幼鳥ではなく 若鳥と判断しました。
(↑)は同一個体で、両側の風切羽の先端に黒色斑が残っていることを示しています。
昨年2019年の春に撮影して ほぼ1年半後に記事として投稿するという、1周半遅れ状態で申し訳ありませんが、過去の鳥写真を整理していたら、蔵の中から出てきましたので、遅まきながら掲載しました。