団塊の世代のつぶやき

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自動車販売

2007年07月05日 | 日本再生

  第2785回で4月の新車販売の不調を取り上げましたが、どうやらその傾向は今年の半年間でもはっきりとあらわれているようです。

  日刊工業新聞

 07年上期の新車販売、7.4%減-登録車30年ぶり低水準

 日本自動車販売協会連合会などが2日まとめた07年上期の新車総販売台数は284万2520台で、2年連続の前年同期割れとなる7・4%減だった。登録車が30年ぶりの低水準で、頼みの軽自動車も失速し「打つ手なし」(自販連)というのが実情だ。下期はホンダの最量販車「フィット」の全面刷新などプラス要因があるが、当初堅いと見られた日本自動車工業会の通年予想(前年比2・0%減の563万台)を割り込むのは濃厚。今後は販売店再編がさらに加速しそうだ。

 登録車販売は同10・5%減の178万8440台。上期ピークだった90年の60%弱の水準まで落ち込んだ。一方の軽は同1・7%減の105万4080台と4年ぶり減少だが、過去最高の06年に次ぐ2番目の高水準。

  こんな記事を見て、にんまりとほくそえんでいるのは貧乏人で新車を買えない私の僻みでしょうか。
  それにしても、地球環境の面からはこれほど素晴らしいニュースは滅多にお目にかかれないのじゃないでしょうか。
  何と言っても、温暖化防止の手段としては車の削減が一番効果がありそうですから。これが不景気や所得格差による一時的なものでなく本当に環境のことを考えての動きであるならば本当に歓迎すべきことなのですが実態はそんなに甘くないでしょうね。
  それでも、こうした傾向を見て、環境問題の解決になると気づいてそれが車離れの契機になってくれるなんてこともあるかもしれません。そうなれば、企業の繁栄ばかりを計る政・官・財のお偉方に対する強烈なしっぺ返しになりそうです。これを機会に公共交通への転換を促進したいものです。

災い転じて福となす!