団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

トヨタ

2007年07月22日 | トヨタ

  第2859回で世界企業番付でGMに続いて6位になったと書いたトヨタがそのGMをとうとう抜きそうです。

  NIKKEI NETより

  トヨタ、16月の世界販売台数で初のトップに

 トヨタ自動車は20日、200716月の世界販売台数を明らかにした。子会社のダイハツ工業と日野自動車を含めた実績は前年同期比8%増の4716000台となり、米ゼネラル・モーターズ(GM)の4673572台(1.7%増)を上回って世界一になった。トヨタが半期ベースで販売世界一になるのは初めてになる。…中略

 46月期のトヨタの世界販売は前年同期比7%増の2368000台。13月期はGMを約9万台上回ったが、46月期では約4万台下回った。北米の不振が続くGMもアジアや欧州などでは好調を維持しており、76年ぶりとなる首位交代をめぐる競争は年末までもつれ込むことになりそうだ。

  いよいよ世界一の自動車メーカーの地位も夢じゃないようです。しかし、世界一にふさわしい企業理念を持って日本の将来を導くような会社であってくれればと願うのは私だけでしょうか。
  と、何時もトヨタに対して一言言いたくなる私ですが、たまには評価したくなることもあります。

  asahi.comより

  プリウス充電、家庭で トヨタが試験へ、実用化は世界初 20070719

  家庭用コンセントから充電できるトヨタ自動車の「プラグインハイブリッド車(HV)」が、月内にも公道の走行に必要な試験自動車の国土交通相認定を受ける見通しになった。走行試験で実証データを集め、世界初の実用化を目指す。低公害ディーゼルエンジンなど環境技術が多様化する中、通常のHVよりも更に環境負荷を抑えることで「トヨタのコア技術」(渡辺捷昭社長)とするHVの優位性を高める戦略だ。

  トヨタのプラグインHVは現行のプリウスをベースに開発。大容量の充電を可能にするため、従来のHVに搭載しているニッケル水素電池を、リチウムイオン電池に変更した。プラグインHVの認定を申請しているのはトヨタのみで、認定後は愛知県豊田市などの公道で安全性などを確認し、官公庁へのリース販売などから実用化を目指す。

 プラグインHVは、ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせて走る従来のHVに、家庭用の電源からも充電する仕組み。従来のHVはブレーキを踏んだ時のエネルギーなどを電気に変えて走行時に使っていたが、家庭で充電した電気も活用することで、電気モーターだけで走行できる距離が延び、燃費が改善する。

 また、より環境に優しいとされる電気自動車は1回の充電で走行できる距離が短いのが欠点だ。プラグインHVはガソリンエンジンを組み合わせることで、充電切れの不安が消える。

 ただ、量販化にはコスト削減とともに、電気モーターの走行距離をさらに延ばすための電池の改良が不可欠だ。現状は1回の充電で走行できる距離が15~20キロ程度とみられ、電池の大容量化や長寿命化などが課題となる。

  ハイブリッドにはそれ程魅力を感じていなかったのですが、プラグインとなるとぐっと魅力を感じてしまいます。と言うのも、毎日の通勤や買い物など近距離だけならバッテリーだけの使用で済んでしまいそうだし、バッテリー切れの心配もいらないとなるとバッテリー頼りの電気自動車より使い勝手は良さそうだからです。
  未だ、バッテリーの問題が解決できないために電気自動車の信頼性がもうひとつであるならそれまでの繋ぎとしてのプラグインハイブリッドは価値がありそうです。電気自動車待ちの間従来のクルマをつかうよりプラグインを使えば近距離では殆ど電気自動車として使えるメリットは大きいはずです。
  但し、車体をもっと小さく軽くして欲しいですね。そうすれば電気自動車としての使い方も増えそうです。もう一つ言えば、私のような貧乏人にも買えそうな値段まで落として欲しいものです。

久し振りにトヨタを応援したくなりました!