第2811回で取り上げた安倍首相の政府庁舎への太陽光発電設置の指示による計画の概要が出てきたようです。
太陽光発電パネル、政府庁舎300棟に6年かけ設置 2007年7月15日(日)
政府は2007年度から12年度までの6か年で、全国の政府庁舎の屋上に太陽光発電パネルを設置する計画を進めている。
対象は約300棟で、一般家庭約2500世帯の発電をまかなえる年間約1000万キロ・ワット時の発電が可能になる見通し。また、今後新築する庁舎については、積雪などで十分な日照量が確保できない場合を除き、すべての庁舎に太陽光発電を導入する方針だ。地球温暖化対策の一環。
国の庁舎のうち、一定規模の太陽光発電パネルが設置できる建物は、地方の税務署や社会保険事務所などを含めて約3000に上る。政府は今後、さらに太陽光発電導入の対象を広げていく方針だ。
たった300棟で年間1000万キロ・ワットですか。ということは設備としては1000分の1の発電の発電能力と言うことですから1万キロ・ワットということです。第2856回 で取り上げた世界の大規模発電所のスケールと比べてなんと小さな事でしょう。
結局は本気じゃないということなのでしょう。
さすが日本、もう先は見えたかも!