24日の早朝にイチロー選手の200本安打という快挙を知り、日本人としての誇りをかみ締めたその昼、今度は日本人として世界に恥をさらすニュースを聞こうとは思いませんでした。
尖閣諸島で中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突した事件の船長釈放です。
民主党政権のことですからいずれ腰砕けになるのだろうとは思っていましたが、まさか検察当局に責任をなすりつけてほうかむりとは想像もしませんでした。一日の内に天国から地獄とはこのことでしょう。
まさか是ほど最低な決着をつけるとは世界もあきれていることでしょう。それに比べて日本人がどれほど怒りを覚えているかは疑問がありそうです。あの民主党を選んだ人達はきっとこれでも何にも感じていないのでしょう。
それにしても、今回の中国は異常でしたね。というか本性を現したと言うべきでしょうか。こんな国とは付き合いたくないと思うのは私だけではないようです。
この機会に、日本の企業が中国から撤退し、日本に工場を移し、日本人の正社員を採用することを考えてもらいたいものです。
もちろん正社員と言えども給料は抑えて世界との競争力を維持する必要があります。しかし、今の派遣などの不安定な身分より少々安くても正社員で将来の安定を確保することは大切です。
そのうえ、今のデフレによる生活費の低下を定着させて安い賃金でも安定した生活をできるような社会に変えるのです。
つまりは、これを契機に日本をもう一度バブル以前のような時代に戻すし、皆がそれなりにつつましく生きていける国にする。
なんてことは夢でしょうが、そのくらいの覚悟でこの国をもう一度立ち直すことを考えないと今の政権では日本の消滅の方が早そうです。
昨日も書いた、死ぬまでイチロー選手の活躍を見ていたいという私の夢も日本が消滅してしまっては何にもなりません。
本当に怖い世の中になりました!